【LP制作で使う心理学】マジカルナンバー7±2

マジカルナンバー7±2 ランディングページ
こんなあなたに役立つ記事です
心理学をLP制作に応用したい/セールスメッセージライティングのテクニックを学びたい

あなたは何桁の数字を覚えることができますか?

10桁、20桁、50桁?記憶力は人それぞれ違いますが、大体7桁前後が覚えやすい数字と言われています。だから、7を使うと良いですよ。っていうのが、これが今回紹介する「マジカルナンバー7±2」です。

はたして本当でしょうか?

マジカルナンバー7の効果

マジカルナンバー7は数字の桁だけ表すものではありません。7つの項目なども含まれます。

  • 7つの習慣
  • 7つの法則
  • 7つの秘密
  • 7つの原則

などの言葉が本や記事などのタイトルで使われているのを見たことはありませんか?なぜ7なのか?

7って不思議と魅力が感じられません?「好きな数字は?」と聞かれて7と答える人が多いのも事実です。

ラッキー7

ラッキー7や、スロットで777が揃うと大当たりのように、7は幸運というイメージがあります。それが私たちの心理にプラスの影響を与えていると考えられます。

逆にアメリカでは13という数字が不吉な数字となっていますよね。

階段

それは死刑台の階段が13であるから、不吉なイメージとして人々にマイナスの影響を与えていると考えられます。

このように、マジカルナンバー7±2は、単なる暗記のしやすい数字という以外にも、心理的な影響があるんです。

特に7という数字はプラスのイメージが強く他の数字の中でも、興味を引き付けやすい数字になります。だからタイトルなどで多く使われているんですね。

±2って何?

7は人間が覚えやすい平均の数字です。人によっては9桁覚えられたり、5桁しか覚えられないという人もいます。よって±2が付いています。

つまりマジカルナンバーは5~9ということになります。

その中でも先の理由から一番魅力的な数字は「7」であると思います。

ランディングページでのマジカルナンバー7±2の活用

では、ランディングページではどのようにマジカルナンバーを活用すると効果的でしょうか?

  • キャッチコピーで使う
  • 見出しで使う
  • 箇条書き項目で使う
    例えば
    「こんな悩みありませんか?」というコンテンツにおいて悩みを7つ列挙する
    「商品の使い方の説明」を7ステップにする
    「メリット」を7つにする
    「選べる色」を7色にする
    「申し込み方法」を7つにする
ということで、ランディングページの中を7つだらけにすることでマジカルナンバー7の効果は最大化…

されません!!!

マジカルナンバー7±2の本当の効果

私の経験を基に正直に言います。マジカルナンバー7ということで、なんでも7にすれば効果が出るというわけではありません。

私自身今までたくさんのランディングページを制作してきましたが、マジカルナンバー7の効果はほとんど実感がありません。「5つの秘密」を「7つの秘密」にしたからと言って、激的にコンバージョン率が上がることはありませんでした。

マジカルナンバー±2が効果があると感じたのは、先に説明した通り「7」という数字が他の数字よりもお客さんを引き付けやすいということです。

つまり、マジカルナンバー7±2をどうしても活用したい場合は、タイトルや見出しに使うのがベストだと思います。もしかしたら、それによってコンバージョン率は高まっているのかもしれません…。

私が実践で意識している数字とは

私は数字を意識する際は、マジカルナンバー7±2よりも下記を意識しています。

  • できるだけ少ない数字にする
    7つのステップより5つのステップより3つのステップにできないかを考えています。
  • 奇数にする
    偶数よりも奇数の方が信頼性が増す。目に付きやすい。などの理由でできるだけ奇数を使うようにしています。
  • メリットは数字を意識しないことを意識する
    例えばメリットが10個あるのに7つのメリットにする必要はないということです。削った3つのメリットによって購入するお客さんがいるかもしれないからです。

    だからお客さんにとって得することは数字など意識せずに、たくさん伝えるようにしています。

  • 入口1つ出口1つを常に意識する
    詳しくは以前書いた下記の記事をどうぞ。

    【ネットで売上を上げる方法】腹巻型ランディングページ
  • ランディングページは完成後、最低でも3度見直す
    1.お客さんの視点
    2.自分の視点
    セールスメッセージライティングがシッカリできているかを確認するため
    3.第三者の視点
    誤字や言い回しが分かりやすいか確認するため

以上のような数字を私は意識しています。

マジカルナンバー7±2は、ランディングページ制作においてはそれほど重要ではありませんが、お客さんを引き付けるテクニックの1つとして覚えておくと良いと思います。

あと、活用方法としては、メリットが6個しかなかった場合は、何とかもう1つメリットを見つけて7つにした方がいいですね。またはステップが8つだったら、どこかでまとめて7つにできないか考えてみると良いでしょう。

もし、マジカルナンバー7±2をタイトルや見出し以外で活用して、絶大な効果を生んだということがあれば、ぜひ教えてください!

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