【売るモノ】商品の機能を売らない

商品機能を売らない 心理学
こんなあなたへオススメの記事です
セールスメッセージ力を高めたい/商品の魅力を高めたい/商品の機能が競合に負けている

あなたの取り扱っている商品やサービスの強みは何でしょうか?

その強みとは商品やサービスの機能的なモノですか?もし、機能を強みとしている場合、競合が機能面で上回る新商品を販売したら、型落ち商品として値下げせざるを得なくなるかもしれません。

今回は機能を売らないセールスメッセージの作り方を紹介します。

お客さんは機能で買わない?

お客さんは機能性だけで商品は買いません。

機能は、もちろん商品購入意欲を高める一つの要素に過ぎません。

例えば、あなたがピザを作りたいと考えても、業務用の釜やオーブンは購入しませんよね?パソコンを購入する場合でも、今発売されている中で最も高性能なパソコンは、おそらく購入しませんよね?

ピザなら、ピザ焼き機能が付いた電子レンジや、コンパクトな家庭用オーブンなどを選ぶのではないでしょうか?

実はここにお客さんが本当に買いたいモノのヒントがあります。

どんなに高性能であっても、業務用の商品は買わない。では、何を買うのか?

お客さんは理想の未来を買っている

業務用のピザ釜には、焼き具合を100段階調整でき、具材に合わせて、最適な温度で焼くことができるという機能があるとします。お店の味をそのまま再現できます。しかし、価格は100万円で、1メートル50センチ四方のスペースが必要です。

もし、あなたが業務用のピザ釜を買った場合、どんな未来が待っているでしょうか?想像してみてください。

まず置く場所に困りますよね。家族に怒られるかもしれません。使いこなせないかもしれません。

では、小型のピザ用オーブンで簡単にピザが作れる商品を買ったら、どんな未来が待っているでしょうか?

休日に好きな具材をトッピングして、手軽にピザを作って食べている。家族が美味しい~と言っている。友達を招いてピザパーティーを開いている。手作りでこんな美味しいピザ作れるなんて凄い!と褒められている。

そんな未来ではないでしょうか?

これがお客さんが本当に買っているものです。

機能は大事ですが、機能以上に大事なことは、お客さんの理想の未来を提案しているかどうかです。この提案こそが、売れるセールスメッセージになります。

あなたの商品やサービスの販売ページでは、お客さんの理想の未来を提案していますか?