【読んでもらうLPにする方法】カラスの歌を歌えば分かる!

LPを最後まで読んでもらう方法 ライティングテクニック
こんなあなたに役立つ記事です
LPのコンバージョン率を上げたい/直帰率を改善したい/読まれるLPを制作したい

ランディングページを最後まで読んでもらうにはどうしたら良いと思いますか?実は人間の心理を利用することで、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。

コンバージョン率は精読率と比例します。つまり、読んでもらえばもらえるほど、コンバージョン率が高まるってわけです。

一貫性の原理で読んでもらう

ランディングページを最後まで読んでもらうために利用する心理テクニックが「一貫性の原理」です。

一貫性の原理とは
一度始めたこと、一度決めたことを最後まで一貫してやり抜こうという人間の心理。

つまり一度読み始めたら最後まで読むという一貫性の原理を利用するワケです。

「一度読み始めても離脱する人の方が圧倒的に多いよ?」

はい、その通りです。この一貫性の原理が効力を発揮するには条件が必要です。

一貫性の原理効力発揮条件

LP全体の長さの4分の1以上読んでいる

ランディングページ中の4分の1〜3分の1読んでもらえると最後まで読んでもらえる確率が高まります。

なぜ、最後まで読んでしまうのか?

たとえば、TVドラマ。

1話観てつまらないと思ったドラマは2話目を観ないということはよくあると思います。しかし、3話、4話まで観たドラマって最後まで観ることって多くないですか?

なぜ、最後まで観てしまうのでしょう?

それでは、カラスの歌を歌ってみましょう

かーらーす♪

なぜ鳴くの♪

カラスは山に〜♪

か〜わい〜い・・・

ストップ!

はい!か〜わい〜いの続きを歌うのをやめてください。

どうですか?

止められましたか?

可愛いの続きを頭の中で歌ってしまいませんでしたか?

止められているとしても、中途半端なモヤモヤ感がありません?続き歌いたくなりません?

このように、途中で止めるという中途半端な状態、つまり続きが分からないという状態ですね。この分からないという状態を脳は嫌います。嫌うとどうなるか?答えを探そうとするワケです。

この脳の働きもあり、中途半端で止めずに最後まで完了させるという一貫性の原理が働くワケです。

ランディングページで一貫性の原理を使う方法

興味を引き付ける

それでは具体的にどうやったら、一貫性の原理をランディングページで活用できるのでしょうか?その方法を紹介します。

  1. ターゲットの興味・関心を引きつける
    まず、4分の1を読んでもらうためにはどうするべきかを考えます。そのためには興味・関心がなければ読まないですよね?よって、ファーストビューでターゲットの興味・関心を引きつけることが重要になります。
  2. 答えを引っ張る(続きが気になるようにする)
    ファーストビューでターゲットに向けて、質問をしたとします。その答えを言わずに話を進めます。この時点で脳は分からないという状態になっているので、答えを探そうとしています。
  3. 見出しを工夫する
    見出しは読まれる確率が非常に高い部分です。その見出しで再度興味・関心を引きつけたり、質問を投げかけたり、疑問を抱かせることで、見出しの下のコンテンツを読んでもらうことができます。

以上のテクニックを使いながらLPの4分の1を読んでもらうことができれば、自動的に一貫性の原理の発動です!

一貫性の原理が発動したら、ターゲットは最後までLPをスクロールして読む確率が高まります。

LPで特に力を入れるべき部分

ランディングページのどの部分の制作に特に力を入れるべきか分かりますか?

そうです!

「ランディングページの上部4分の1部分」ということになります!

ヘッダーのファーストビューから始まって、ボディの上部くらいですかね。そこまでは最低限読んでもらうという意識でセールスメッセージを制作します。

既存のLPを持っているならば、上部4分の1が思わず読んでしまう流れになっているか確認してみてください。