商品のライフサイクル成熟期・衰退期で売るセールスメッセージとは

商品のライフサイクルとは
導入期、成長期、成熟期、衰退期がある
詳しくは⇒成長曲線による商品分析とターゲット分析

セールスメッセージライティングにおいて成長期で商品を売るのは比較的簡単だ。しかし、導入期・成熟期・衰退期では簡単ではない。特に衰退期では今までのセールス
メッセージでは売れない。今回は新しいセールスメッセージの制作方法を紹介する。

それが「パッケージ化」である

例えば
「自然派化粧水」があったとする。商品のライフサイクルでは衰退期だ。
競合が増え、類似商品が溢れていて、魅力やメリットを伝えるだけのセールスメッセー
ジでは既に売れない。

そこでパッケージ化するわけだ。パッケージ化とは、他の商品と組み合わせてセットに
して売ることである。

自然派化粧水単品で販売していたものを「入浴剤」「自然派洗顔石鹸」「肌に優しいタ
オル」「自然派化粧水」と合わせてパッケージ化し、「肌に優しい自然入浴パック」と
して売り出す。

今までは「自然派化粧水」の化粧水としてのセールスメッセージで伝えていたものを、
「肌に優しい入浴」を提案するセールスメッセージに変更する。

入浴剤を使い、洗顔石 鹸で顔を洗い、優しいタオルで拭いて、最後に自然派化粧水でスキンケアを行う。とい う入浴～化粧水を使うまでの流れをトータルで提案し、このパッケージを買えばそれが 簡単に出来るというメッセージを伝えても良いだろう。

このように、成熟期・衰退期で商品個体のメリットや魅力が薄らいでしまっている場合
は、パッケージ化するという方法もあるということを覚えておくと良いだろう。

それに合わせセールスメッセージも商品個体の魅力を伝えるものから、パッケージの魅
力を伝えるセールスメッセージへと制作し直すと良い。