行動したくさせる方法
お客さんには読まない・信じない・行動しないの3つの壁があると紹介した。
詳しくは⇒売れるセールスメッセージを制作する上で脳に刷り込むべき3つの壁とは
今回はそれらの壁の中の「行動しない壁」を超えるための方法を紹介する。
お客さんに行動してもらわなければ、どんなに素晴らしいセールスメッセージでも無意味になってしまう。行動してもらって初めて成果となるのだ。
行動には
- 商品やサービスの購入
- 資料請求
- 問い合わせ
- 無料お試し
- モニター参加
などがある。
では、行動をさせるには何が必要か?
今回紹介する方法は「お客さんに想像させる」ことである。
人は想像したこと以外できない
この心理に基づくと、人は必ず行動する前に想像をしているということになる。つまり、行動させるためにはお客さんに行動している様子を想像させてやれば良い。そして想像が具体的であればあるほど、その行動をする可能性が高くなる。
例えばこんな経験はないだろうか?
「今日のランチはカレーを食べるぞ」と、朝から決めておく。行きつけの美味しいカレー屋に行って、とんかつをトッピングして食べている様子を想像する。
すると、あなたはランチになるとカレーを食べる気満々になっている。同僚からラーメン食べに行こうと誘われても、あなたはカレーモードになっているので、その誘いを断る。
カレーを食べる場面を想像してしまっているので、カレーを食べることで頭がいっぱいだ。そして想像した通りにカレー屋に行き、とんかつをトッピングして食べる。
このように、人は想像をするとその行動を取りやすくなる。
この心理をセールスメッセージライティングでも活かす
行動させるために想像させるには
例えば
「資料請求」について想像させてみよう。
今すぐ下記のボタンをクリックして資料請求して下さい。
ボタンを押すと請求フォームに飛びます。入力項目は名前とメールアドレスのみです。入力に30秒もかかりません。
送信ボタンを押すと、あなた宛てにすぐに返信メールが届きます。
その返信メールにダウンロードURLが書かれているのでクリックして下さい。すると資料がPDFファイルにてダウンロードされます。ここまで2分もかかりません。
あなたはそのPDFファイルを開きます。その場ですぐに資料を読み進めて下さい。テレビや音楽など切って、静かな空間で集中して読んで下さい。
1ページ目からあなたの○○という悩みが解消されるヒントが得られます。3ページ目に差し掛かる頃には○○という悩みが解消される証拠を確認することが出来るでしょう。あなたは思わず「なるほど!」と言ってしまうでしょう。
このようにしてお客さんに取ってもらうべき行動を具体的に示す。
これによりお客さんは自分が取るべき行動をセールスメッセージを読みながら想像する。すると何をすべきかが明確になり行動しやすくなるのだ。