【伝える技術】単純明快

単純明快 ライティングテクニック
こんなあなたへオススメの記事です
メッセージの伝え方が上手くなりたい/キャッチコピーの質を高めたい/すぐ実践できるテクニックが知りたい

セールスメッセージはお客さんに伝えて終わりではありません。メッセージを受け取ったお客さんがメッセージに込められた意味や想いを理解してこそ、セールスメッセージが伝わったということになります。

今回は簡単に伝えるテクニックを紹介します。

セールスメッセージの単純明快さ

今回教える伝えるテクニックは一言でいうと「単純明快」です。

単純明快とは
単純で明快なさま。分かりやすく明確なこと。

これこそがシンプルかつ、伝わる力が強いメッセージとなります。

例えば「シャープペンにはない鉛筆の強み」を伝えてみましょう。

鉛筆の強み
プラスチックではなく木の肌触りが優しい。木の香りがする。温かみのある字が書ける。太くハッキリと書くことができる。スケッチするのに適している。

などなど、強みがありますが、これだけでは単純明快さに欠けていますよね。そこで強みを単純明快に作り変えます。

その前に、重要なことが1つ。

それは誰にセールスメッセージを伝えるかを明確にする必要があります。

では小学2年生の子に伝えるとしましょう。その子は「シャープペンの方が良い!鉛筆は使いたくない!」と言っています。

さて、あなたなら鉛筆の良さを伝えるためにどんな単純明快なセールスメッセージを伝えますか?

考えてみましょう。

私だったらこう伝えます。

「えんぴつの方が字や絵が上手に描けるよ」

小学2年生の子に木の温もりを伝えても伝わらないですよね。つまり、えんぴつの数ある強みの中からターゲットが感心のある強みを選んで、それを分かりやすく明確にメリットを伝えてやれば良いのです。

これが単純明快の力です。

あなたのセールスメッセージの中で、単純明快にできる部分はありますか?キャッチコピーや写真のキャプション、見出しなどに活用すると効果的です。