読みたくなるストーリー

ストーリー 人間心理
読みたくなるストーリー

ストーリーを語る

セールスメッセ―ジライティングの読ませるテクニックとして「ストーリー」がある。

ストーリーとはその名の通り「物語」であり、人は物語を語られると興味を惹かれる。
子供の頃を思い出して欲しい。親から本を読んでもらった時、ワクワクしながら聞かなかっただろうか?TVアニメにくぎ付けになっていなかっただろうか?好きな絵本を何度も読んだことはなかっただろうか?

人は物語が好きである。

これは大人になったからと言って変わるものではない。その証拠に、大人になっても映画やドラマで物語を観る。誰かの面白い体験談を聞くのも楽しいと感じるだろう。

よってセールスメッセージライティングにおいても「物語を語る」ということは非常に有効だ。

例えば
「(あぁ・・・参ったなぁ・・・)」あなたは喫茶店にいる。彼女と向かい合っている。彼女はあなたを睨み付けている。周りのお客さんは30秒前に突然大きな声を上げた彼女に驚いてこっちをチラチラ見ている。

あなたはハッと何かを思い付き、カバンの中からiPadを取り出した。画面をタッチする。彼女の表情がさらに険しくなり今にも大爆発しそうだ。あなたは画面を彼女に見せる。

彼女の表情が笑顔に変わる。え?何?何が起こったの??

実は・・・

上記のセールスメッセージは物語によってお客さんを引き込んでいる。物語を読んでお客さんは「実は・・・」の続きが読みたくて仕方がなくなるだろう。

セールスメッセージライティングで活用するには

商品やサービスに繋げるためにセールスメッセージライティングで物語を語る。

どうやって物語を作るのか?

  • 商品やサービスを実際に使ったお客さんの体験談を物語として伝える
  • 商品やサービスの開発秘話の物語を語る
  • 商品やサービスを使うとどうなるかを物語で伝える

以上のような方法を使い、セールスメッセージで物語を伝えることができないか考えてみると良いだろう。

物語を語るスキルというのはセールスメッセージライティングのテクニックの中でも特に難しい。

独学では厳しいので、本や映画、ドラマ、上手いセールスメッセージを参考に地道に惹き込まれる物語の流れを学んでいくと良い。