スノッブ効果

スノッブ効果 心理学
スノッブ効果

スノッブ効果を防止する方法

自分が購入しようと思っていたものが、既に他の人が持っているのを知ると、購入意欲がそがれる心理。

例えば
洋服屋でお気に入りの洋服を見つけた。しかし値段が高かったので、給料が入ったら購入しようと考えていた。その後、友達と会った時、その友達が自分が購入しようとしていた洋服を着ていた。この時、購入意欲が下がる。

また、発売当初は入手困難で欲しいと思っていた商品でも、その商品が大量生産されて多くの人が買えるようになると、購入意欲が下がる。

このように、人には他人と同じものを購入したくないという心理がある。

現代では「自分だけ」「オリジナル」「マイ~」という意識を持つ人が増えてきている。その為、このスノッブ効果が至るところで起きている。

セールスメッセージライティング上でスノッブ効果を防ぐには

「誰にでも手に入る」と分かると人の購買欲求は下がると言うのがスノッブ効果だ。

つまり「誰にでも手に入らない」というメッセージをお客さんに伝えれば良いということになる。

具体的には

  • 限定
    100名限定や期間限定など手に入る人数や時期を決める
  • 条件
    年収600万円以上の方、WEBサイト運営歴1年未満の方、メルマガ登録者のみなどのように、誰にでも販売するのではなく購入できる条件を付ける
  • ワントゥワン
    1人に向けて販売する。ランディングページを制作したらリスティングなどの広告から集客するのではなく、お客さんリストから購入金額〇〇円以上のお客さんをピックアップし、「上得意のお客さんである〇〇さんへ 特別の商品を用意しました」とランディングページに誘導する
  • 在庫状況を知らせる
    リアルタイムで在庫状況を表示し、減っていく様子を見せる
  • 再販売なしを伝える
    販売は今回だけと伝える
  • 世界に一つだと伝える
    手作り商品やオーダーメイド商品の場合に使える。また、商品にシリアル番号を振り、同じものは2つとないと伝えることもできる

上記のような方法がある。これによりセールスメッセージで「誰にも手に入らない」ということを伝えることでスノッブ効果を防ぐことにつながる。