ランディングページのコンバージョン率を高めたい/人間の心理を知りたい
人は考えることが嫌いです。考えると脳を使います。脳はとにかく楽をしたいと思っています。
今回はこの人間の脳に逆らわずに、購入までの道のりをスムーズにする方法を紹介します。
脳に逆らうとコンバージョン率が下がる
ランディングページにおいて「楽をしたい」という脳に、逆らう行為とはどんなことだと思いますか?
それは…
脳に「?」を与えることです。
脳は楽をしたいと思っており、考えることが嫌いです。しかし、「分からない」ということもとても嫌います。
「?」と思うことは、分からないことなので、脳はその答えを探そうとします。そして考えます。考えることが嫌いだけど、分からないという状況も許せないので、考えたくないけど考えます。すると、どうなるか?
脳は疲弊します。
すぐに答えが見つからなければ、考えを放棄するか、後回しにするか、とことん考え続けます。
いずれにしても脳は「分からないこと」を解決することに一生懸命になります。
するとどうでしょう?ランディングページのセールスメッセージなんて頭に入ってこなくなります。疲れて購入という決断に、脳を使わなくなります。
これが、脳に逆らうことでコンバージョン率が下がる原因です。
脳に逆らわないことでコンバージョン率を上げる方法
では、コンバージョン率を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
それは「脳に考えさせないこと」です。
つまりお客さんに「?」を与えないことです。
セールスメッセージは小学生5年生でも分かるように、中学生でも分かるように伝えるという気持ちで書くと「?」を与えづらくなります。
- 難しい専門用語を使わない
- 支離滅裂なメッセージを伝えない
- 矛盾したことを伝えない
- 伝え間違えなどをしない
なども、「?」を防止することにつながります。
ランディングページでは、読み手であるお客さんに、セールスメッセージをいかに分かりやすく伝えられるかが、コンバージョン率を高める要因になります。
そのためには脳に考えさせない。「?」を与えないということを意識して制作する必要があるワケです。
あなたのランディングページは中学生でも理解できますか?