
足を使ったリサーチ法
セールスメッセージライティングで最も重要と言っても過言ではない工程、それが「リサー
チだ」
リサーチの大事さについて⇒セールスメッセージにおいてコピーライティングのスキルより
も重要なこと
リサーチ方法はいろいろあるが今回は「足を使ったリサーチ法」を紹介する。
足を使うとは、つまりオフィスから外に出るということだ。
どこに向かうのか?
それはターゲットとなるお客さんが集まっている場所に向かうと良い。
例えば
主婦をターゲットにした商品の場合
主婦がお茶会を行っているような喫茶店にいく。そして、主婦たちの会話に聞き耳を立てておく。これだけで立派なターゲットリサーチになる。
実際に私が聞いた会話
「私も働かないとダメだと思っててさぁ。」
「そうなの?」
「旦那の給料だけじゃねえ~…でもさ、子供小さいし」
「旦那の実家に預かってもらえないの?」
「嫌だよ~お義母さんに何言われるか分からないし」
「あぁ~」
「働きたいけど働けなくてずっと子育てだけってストレス溜まるわ~ほんと」
たったこれだけの会話の中からでも下記のことが分かる
- 働きたくても働けない人がいる
- 専業主婦では生活が厳しい時代になっている
- 嫁姑問題は未だに顕在
- 子育てだけだとストレスが溜まる
もし、主婦向けのSOHO商材を販売していた場合、そのままセールスメッセージライティングに使うことができる。
小さい子供がいて働きたくても働けない主婦のあなたへ
自宅でパソコン1台で出来るお仕事があります
というメッセージがスムーズに浮かぶ。セールスライター側の想像で作ったメッセージではなく、実際のターゲットとなるお客さんの言葉から作ったメッセージなる。このセールスメッセージが成功する確率は明らかに後者の方が高くなる。
お店というのはターゲット年齢層を絞っていることが多い。それを利用してリサーチに役立てることができるのだ。
あなたの知っているお店をいくつか思い出して欲しい。そのお店はどんなお客さんが多いだろうか?
- カップルが多いお店
- 学生が多いお店
- サラリーマンが多いお店
- 女性が多いお店
- おじさんが多いお店
- 高齢者が多いお店
- 家族連れが多いお店
などなど、お店によって客層が異なることが分かるだろう。あなたのターゲットとするお客さんが多いお店に行くことで簡単にリサーチすることができる。
リサーチするポイント
- 何が話題になっているのか?
- どんな悩みや愚痴があるのか?
- 何に興味を持っているのか?
- どんなしゃべり方なのか?
- 何に笑っているのか?
- どんな不安や恐れを抱いているのか?
これらは必ず売れるセールスメッセージライティングに役立つ。
机の前でコピーを制作するのではなく、たまに場所を変えてリサーチしながらコピーを考えると良いだろう。