専門用語を使った難しいコピーの効果は!?
売れるセールスメッセージライティングでは、お客さんに分かりやすくコピーを書くことが基本だ。お客さんにとって難しい説明を分かりやすく伝えることが大切だ。 お客さんにとって難しく感じた場合「疑問」が生まれる。
「〇〇って何だ?」
「〇〇ってどういう意味?」
「つまりどういうこと?」
もし、その「疑問」が解決されなければお客さんの購買意欲は低下する。
⇒詳しくは「疑問を解決しないことは売る気がないということ」
しかし、コピーライティングテクニックとして「専門用語を使ってあえて難しい説明をする」という方法がある。
難しい説明とは具体的に何か?
- 商品製造工程や品質管理の説明
- 商品開発における技術な説明
- 効果の科学的実験の説明
- 成分の医学的説明
- 認定、認証の説明
以上のようなものが挙げられる。
例えば「商品開発における技術的な説明」をされても「?」と理解することは難しいだろう。しかし、その説明がお客さんの信頼感を高めることにつながる。
- 商品を開発した研究者のインタビュー記事。記事の中では専門用語を駆使したコピー
- 研究室の画像と最新技術の○○の説明
- この技術によって何がどのように変わったかの説明
上記のようなことを説明されても難しくて理解できないだろう。しかし、お客さんは「何となく凄そう」というイメージを持つ 。
ポイントはここだ
「疑問」ではなく「凄そう」というイメージを持つのだ。中途半端に分かりやすくしたコピーは「疑問」になるが、専門家が専門用語を使ったコピーは「分からないけど、何となく凄そう」と思う。その「凄そう」が信頼感を高めることにつながる。
このように「専門用語を使ってあえて専門的に説明をする」ことがコピーライティングのテクニックとなる。
もちろん、やり過ぎは禁物だ。そんな専門的な説明が1,000文字も書かれていたらうんざりする。分かりやすいコピーの中にエッセンスとして少しだけ難しい専門的な説明を入 れるのだ。多用してはならない。
もう一度言うが、セールスメッセージはあくまで「分かりやすく伝わる」が基本だ。その中に少しだけ専門的な説明がある。というイメージだ。