こんな方に役立つ記事です
CPAが高騰している/コンバージョン率が悪い/広告効果が悪い
CPAを下げるためにどういう施策を打ちますか?
CPAとは
Cost Per Action(行動)、Cost Per Acquisition(取得))の略で、1件の行動や取得にかかった広告費を表す値。「CPA=広告費÷コンバージョン数」で算出される。
今回はCPAを下げる方法を紹介します。
CPAを下げる3つの方法
CPAを下げる方法は計算式を見ると分かると思います。
「CPA=広告費÷コンバージョン数」
- 広告費を下げる
- コンバージョン数を上げる
- コンバージョン率を上げる
っていう方法が思い浮かぶんじゃないでしょうか?
しかし現実では…
- 広告費を下げるとコンバージョン数も同時に下がってCPAは変わらない。
- コンバージョン数を上げようとすると、広告費がかかる。するとCPAは変わらない。
- コンバージョン率を上げるなんて簡単なことじゃない。
という状況になるのではないかな?と思います。
しかーし!諦めるのはまだ早いです!実はCPAを下げる方法はまだまだたくさんあります!
今回その中の一つ「絞りまくれ!」をキーワードにその方法を紹介したいと思います。
絞りまくる3つの項目
1.ターゲットを絞りまくれ
「ターゲットを絞るとコンバージョン数も減るのでは?」
大丈夫です。なぜなら、コンバージョン率が上がるので。
絞りまくる前
1,000人をターゲット、コンバージョン率0.1%の場合
コンバージョン数=1人
絞りまくった後
200人をターゲット、コンバージョン率1%の場合
コンバージョン数=2人
「いやいや、コンバージョン率10倍にするのは無理でしょ!」
と思うかもしれません。が、ターゲットを絞るとコンバージョン率も断然上がりやすくなるんですよ。それに0.1%を1%にするのは、1%を2%にするよりも簡単で10倍も可能です。
では、コンバージョン率を上げる方法を説明しますね。
例えば
ニキビ商品を販売しているとしましょう。
今まではニキビで悩む人をターゲットにしていました。そこで「30代男性、背中ニキビで悩む人」だけにターゲットを絞りました。
2.セールスメッセージを絞る
セールスメッセージは「30代男性で背中ニキビに悩んでいる人」に向けて制作します。
つまり、ランディングページもそのターゲット用に制作するということです。ファーストビューで「背中ニキビで悩む30代男限定!背中ニキビ専用パッケージ登場」のようにターゲットを絞ったセールスメッセージで伝えます。
3.広告を絞る
文言を絞る
リスティング広告やバナー広告の文言を「背中ニキビで悩む30代男性へ」とします。
キーワードを絞る
リスティング広告であれば、「ニキビ」というビッグワードの出稿を止めるかクリック単価を下げ、「ニキビ 男 大人」などの複合ワードでの露出量を増やします。
デザインを絞る
バナー広告であれば、一目で男性向け商品であることが分かるデザインにします。「男性のモデルが背中のニキビを気にしている写真」を使うと良いですね。
以上3つを覚えてください。
- ターゲットを絞る
- セールスメッセージを絞る
- 広告を絞る
ターゲットを絞ると、確かに全体のパイは減少します。しかし、セールスメッセージを絞ることでコンバージョン率が上がります。よって、コンバージョン数も上がります。さらに広告も絞ることで無駄なクリックの発生を抑え、広告費を下げることができます。
コンバージョン数が増え、広告費が下がれば、CPAは改善されますよね。
コンバージョン率を調整する重要性
ターゲット、セールスメッセージ、広告の3つを絞ることでコンバージョン率を高めることができます。
さて、この3つの中で一番調整が重要なのってどの項目か分かりますか?
そうです、セールスメッセージです。なぜならセールスメッセージの出来次第でコンバージョン率が大きく変わってくるからです。
ターゲットも広告も絞って、ランディングページの流入数が減った。そこでセールスメッセージが悪かったら結果は散々ですよね。
セールスメッセージでいかにコンバージョン率を引き上げられるかがポイントになります。
コンバージョン率を上げるセールスメッセージの作り方は、このサイトで随時紹介していきますので、役立ててもらえたら嬉しいです!