一文の理想的な長さとは
セールスメッセージは短い方が良い。と言われている本当の意味について以前説明した。
⇒セールスメッセージは短い方が良いの本当の意味
つまり「削る」という作業を行った後に、結果として短くなるのが理想であるということだ。
今回はセールスメッセージ全体ではなく、一文の理想的な長さについて説明する。
例えばどちらのコピーが伝わりやすいか?
A
「売れるセールスメッセージとはお客さんの気持ちを理解して文字でメッセージを伝えるコピーと視覚や聴覚でメッセージを伝える画像やデザイン、動画を合わせたものをいう。」
B
「売れるセールスメッセージとは?
まずお客さんの気持ちを理解すること。
その上でこの2つのメッセージを伝える。
1.文字でメッセージを伝えるコピー
2.視覚や聴覚でメッセージを伝える画像やデザイン、動画。
この2つを合わせたものがセールスメッセージである。」
どちらが内容を理解しやすいか?
コピーの長さはBの方が長くなっている。
コピーは短い方が良いという固定概念があると、Aの方が良いということになる。しかし、短ければ良いという考えは間違えであるとこのサイトで何度も伝えてきた。
重要なのはどちらがお客さんに伝わりやすいか?である。
上記のBの文章で使ったテクニックが「息継ぎをさせない長さ」である。
句読点「。」までの文章を短くし、息継ぎをさせないくらいの短さにしている。
その為に、Aに比べるとBには補足する文章が必要となりコピー量が若干増えている。
しかしコピーの量が増えてもお客さんに伝わりやすくなるのはBである。
そして大切なのはお客さんに伝わるか否かである。
このように、長い一文を「息継ぎさせない長さ」に短く調整することで、お客さんにより伝わりやすいセールスメッセージとなる。