価格勝負で勝つには?
あなたの商品やサービスには競合が存在するだろう。その競合と同じ商品、または酷似した商品を販売していることもあるだろう。
そこで問題だ。
両者の販売する商品に機能の差はほとんどなく、メリットで差別化をつけることが難しい。価格も同じ。そんな時、あなたはどうやって自分の商品を売るだろうか?
少し考えてみてほしい。
何か名案が浮かんだだろうか?
もしかしたら「価格を安くする!」という案が浮かんだ人もいるかもしれない。
しかし、値段を安くするということは利益を圧迫することになり、売れても利益がでないということになりかねない。競合との価格勝負になった時に価格を下げてしまったら勝負は泥沼化してしまう。
ではどうすれば良いのか?
「価格を高くする」
もちろん、価格をそのまま上げるだけではない。価格を上げる正当な理由が必要だ。その理由をセールスメッセージで伝える。
セールスメッセージライティングで何を伝えるのか?
「付加価値」である。
付加価値の例として
- 豪華な特典を付ける
- アフターサービスやフォローを付ける
- 効果的な使い方マニュアルを付ける
- 故障、修理保険を付ける
- 設定、活用のレクチャーなどサポートを付ける
- 他の商品と合わせてセットにする
このように商品にプラスαすることで価格を高くする理由となる。
セールスメッセージライティングでは、その付加価値の魅力を伝える。
付加価値によって、お客さんが単品で購入するよりもどんなに良いメリットがあるのかをしっかりと伝える。そうすることで、価値を感じてもらうことができれば、多少値段が高くても購入してくれるお客さんが増える。
また、競合商品と見比べた場合、付加価値がついていれば多少価格が上がっていても「なんとなくこっちの方がお得」という心理状態になりやすい。
価格勝負で勝つには、付加価値を付けてその「付加価値の魅力」をセールスメッセージによっていかにお客さんに伝えることができるかがポイントになる。