セールスメッセージは短い方が良いの本当の意味

削る ライティングテクニック
削る

シンプルで分かりやすいセールスメッセージ

セールスメッセージはできるだけ「シンプルで分かりやすい」ことが望ましい

伝えるメッセージが複雑になればなるほどコンバージョン率は低下する。
なぜならば、お客さんは「考えたくない」からである。

お客さんは、セールスメッセージで「これはどういうことだろう?」という疑問を持った時に考える。つまり、お客さんに「疑問を持たせない=考えさせない」ことに繋がる。

疑問を持たせないようにするためには、セールスメッセージをシンプルで分かりやすくすれば良い。

コピーライティングの世界では「小学校5年生の子が読んでも内容が理解できる文章」で書くと良いと言われることもある。それだけ分かりやすく伝えるということが重要だということだ。

では、具体的にどのようにシンプルで分かりやすくすれば良いのか?

ずばり「削る」ことである。

余計な文章、余計な言い回しを削る。コンバージョンに繋がらないセールスメッセージを徹底的に削る。

編集作業において「もっと短くすることはできないか?」を考えながら、セールスメッセージを読み直す。そして不要な部分を削る。すると、短くシンプルで分かりやすいセールスメッセージに変わる。

短ければ良い?

1点注意がある。よく「コピーは短い方が良い」と言われているのは、この削ることで短くなることを指している。始めから短く書くということを指していないのでそこを間違えてはいけない。

始めから短いセールスメッセージを制作するのではなく、「削る」という編集作業を行なって結果として短くなるということだ。

しかし、シンプルで分かりやすくしようと思い、伝えなければならない情報まで削ってしまい短くしてしまっては意味がない。

「削る」べきかどうかは、お客さんの立場になって考えよう。