編集作業における削除作業とは
長いコピーはできるだけ短く
「長いコピーは読まれない。短い方が良い。」という考えは間違いであると紹介した。
⇒詳しくは「長いコピーよりも短いコピーの方が良いのか?」を読む
しかし「無駄に長いだけのコピーは読まれない」という考えは間違っていない。
ポイントは「無駄に長い」である。
無駄とは何か?
お客さんにとってどうでもいい話のことだ。お客さんにとって無駄になる話は削る。
第一稿を書いた後に行なう作業は、テキストの追加作業や修正作業だけではない。削除作業が非常に重要になってくる。常にお客さんの立場に立って、お客さんにとって無駄な部分を削除していく。
⇒第一稿とは
無駄な部分とは
- 商品・サービスに関係のない話
- お客さんの悩みにとって関係のない話
- 無駄な言い回し
商品・サービスに関係ない、お客さんの悩みにとって関係のない話は無駄だ。対面販売ではお客さんとの関係性を築く為に関係ない話は必要であるが、ランディングページやチラシ、DMなどでは不要だ。「私には関係ない」と思ったらお客さんはセールスメッセージを読むことを止めることがいつでも簡単にできる。
無駄な言い回しとは何か?
編集における削除作業は「無駄な言い回し」をいかに短くまとめるかも重要だ。
例えば
~させて頂きたいと思います
↓
~させて頂きます
↓
~します
どんな悩みでも、どんな苦しみでも、何でも解決します
↓
どんな悩みでも、どんな苦しみでも、解決します
↓
どんな悩み、苦しみも解決します
恋人がいない場合には、気を付けるべきポイントはこの5つです
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恋人がいないなら、気を付けるべきポイントはこの5つです
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恋人がいないあなたへ 5つの注意点
このようにコピー自体の意味を変えずに文字数を減らす。この編集により短く分かりやすいコピーになる。この削除作業によりセールスメッセージを制作していくためには、第一稿でいかに多くのコピーが書けるかが重要である。コピーライティングでは後からコピーを追加するよりも、コピー
を削ってまとめる方が簡単だ。
「もっと短くできないか?」「もっと分かりやすくできないか?」と書いたコピーを何度も見直す。そうすることで、お客さんに伝わりやすいコピーになる。
しかし、ここで忘れてならないマインドが「長いコピーでもお客さんは読む」ということだ。削除作業は、お客さんにとって必要なコピーまでも削ってまで短くすることではない。
「コピーは短い方が好ましいが、伝えるべきことは長くても伝える」方が大切だ。そのことを忘れずに削除作業を行おう。