煽り過ぎ

煽り ライティングテクニック
煽り過ぎ

煽り

パソナの法則のように心理の流れで「煽り」は有効だ。
パソナの法則とは⇒セールスメッセージの構成テンプレートに使えるPASONAの法則

恐怖を煽ることで現状の問題を再認識させ、今後その問題を放っておくとさらに状況が悪化すると思ってもらうこ とで購買意欲が高まる。

しかし、煽り過ぎは逆効果になるので要注意だ。

恐怖が大きくなると現実味がなくなる。現実味がなくなると、自分の問題として捉えることができにくくなるため 、購買意欲が高まらない。

基本的に煽ったら、それを解決できるという証拠が必要になる。

煽って「このままではいけない」と感じ、その後で「この商品が解決しますよ」「なぜならばこんなメリットがあるからです」とメッセージを伝えることで、購買意欲が高まる。

よって、煽る度合いと解決できる度合いがイコールであることが望ましい。

例えば
痩せないと「モテない」「異性に白い目で見られる」「彼氏彼女ができない」「結婚できない」「体に悪い」「寿 命が縮まる」などなど、とにかく煽る。

実際にダイエットで悩んでいる人がそんな過剰な煽られ方をしたらどう思うだろうか?現実味がなくなるのはもち ろんだが、非常に嫌な気分になるかもしれない。

その後「このサプリメントを飲めば痩せる!」と商品紹介だけあっても、「嘘だろう?」「あり得ない」と思う可 能性が高い。それを裏付ける証拠は煽った分だけ必要になる。

「モテるようになる」「異性憧れの目で見られるようになる」「彼氏彼女ができるようになる」「結婚できる」「 健康になる」「寿命が伸びる」。それらの証拠を出すことは難しい。

「煽ったらそれを解決できる確固たる証拠が必要」

その言葉を念頭に置いて、どれだけ煽るかを調整すると良い。

また、証拠がまだない新商品や証拠自体を揃えることが難しい商品やサービスでは煽り過ぎないように注意が必要だ。