【LP制作で使う心理学】ベビーフェイス効果

ベビーフェイス効果 人間心理
こんなあなたへ役立つ記事です
心理学をLP制作に応用したい/顔写真の効果的な使い方を知りたい

あなたは見た目は売上に関係するくらい大事だと思いますか?

販売者の写真がホームページやランディングページに掲載されていることはよくあります。これってどのくらい売り上げに関係しているのでしょうか?今回は、顔写真による効果の高め方について紹介します。

顔写真で売上は上がる

販売者や生産者の声という形で、顔写真を掲載することによって、売上は上がる場合もあります。

なぜ売上が上がるのか?スーパーに買い物に行ったときのことを思い出してみてください。

野菜売り場に行くと「このトマトは佐藤さんの農家で採れました」という文章と一緒に、佐藤さん夫婦の笑顔の写真が表示されている。というのを見たことがありませんか?

その時、そのトマトについてどういう印象を持つでしょうか?

もっと分かりやすく言うと
A:アメリカ産 レモン 5個248円
B:「私たちが育てました」 広島産 レモン (農家の夫婦の笑顔の写真)  5個248円

どちらを買うでしょうか?

Bですよね。このように、顔写真があることで信頼感が高まります。親近感がわきます。安心します。だから売り上げにつながるわけです。

実は生産者の顔をキチンと見せるという手法は今では当たり前のように使われています。飲食店でも、仕入れ先の農家の人の名前と顔を出しているところもあります。インターネット上でも、食品を販売しているお店では生産者の顔や販売者の顔が出ています。

人の心理としては、誰だか分からない人から買うことは抵抗がありますが、誰だか分かるとその抵抗が和らぎます。

より効果を高める顔写真の使い方

販売者や生産者の顔写真を使うことで、売上につながるということは分かってもらえたと思います。では、もっと売上を上げるにはどうしたらいいのか?そこで活用する心理学が…

「ベビーフェイス効果」です。

日本語で赤ちゃんの顔効果ですね。

あなたは赤ちゃんとおじさんどちらに好印象を持ちますか?

赤ちゃんの写真

多くの人は赤ちゃんを選ぶのではないでしょうか?

私たちは赤ちゃんを可愛いと思う本能があります。人間の赤ちゃんはもちろん、動物の赤ちゃんでも同じです。特に女性は男性よりも赤ちゃんの写真に敏感に反応します。

例えば化粧品のランディングページのファーストビューで赤ちゃんの写真を使う。すると、訪問者は赤ちゃんに目が引き付けられて可愛いと思います。

それからキャッチコピーへと移るわけですが、可愛いと思った印象が残っているので、ランディングページの印象についてもそれが影響してくるわけです。つまり、商品の印象が良くなるということですね。

赤ちゃんの写真で目を引き付ける、可愛いという好印象を与える、それがランディングページに影響を与える。しいては商品やサービスに影響を与える。これがベビーフェイス効果です。

ベビーフェイス効果の使い方

じゃあランディングページに赤ちゃんの写真を使えばいいのか?というと当たり前ですが、違います。

化粧品であれば、赤ちゃんの肌のようになるみたいなイメージがつながっていればオッケーです。
ベビー用品や、マタニティグッズなどもオッケーです。
しかし、ダイエット商品で赤ちゃんの写真を使うのはNGです。ダイエットと赤ちゃんではイメージがつながりませんよね。

じゃあ、あまり使えないじゃん!と思うかもしれませんが、赤ちゃんの写真でなくても代用が効きます。

赤ちゃんの特徴

  • 目が丸くて大きい
  • 顔が丸い
  • 可愛い笑顔
この特徴に合えば、赤ちゃんの写真でなくてもベビーフェイス効果が得られます。

子供、女性、動物はもちろん、男性でも例えば目が大きくて、顔が丸い人、おじいちゃんやおばあちゃんでも笑顔が可愛い人であれば、ベビーフェイス効果が発揮できる可能性が高まります。

よって、写真を掲載するさいは、できるだけ赤ちゃんの特徴に合った人を掲載することで、ベビーフェイス効果によって、より好印象を与えることができるワケです。

売上を下げる顔写真

ベビーフェイス効果は好印象を与えますが、逆に悪印象を与えてしまい売上が下がる写真もあります。

それが「恐い顔の写真」です。

運転免許証の顔写真が犯罪者のようになってしまった!そんな写真が販売者の紹介写真として使われていたらどうですか?ムスッとした怒った顔写真が使われていたらどうですか?写真が暗く、表情も無表情の写真が使われていたらどうですか?

おそらく好印象は抱かないと思います。そればかりか、怪しいと思われれば、売上はダウンします。

「素の状態でも顔が怖い場合はどうすればいいんだ!」

そんなときは、笑顔です。満面の笑顔の写真であれば、好印象を与えやすくなります。

自然に笑えない!という人であれば、無理に顔写真を掲載する必要はありません。スタッフの誰かに出てもらうなどしてもらっても良いでしょう。

基本は赤ちゃんの特徴に合った人の写真を使う。

もしくは、満面の笑顔の写真を使う。

これでベビーフェイス効果によって、売上を高めることができます。

あなたのサイトでは、ベビーフェイス効果を活用していますか?