返金保証はなぜ難しいのか?
コンバージョン率を高める簡単なようで難しい方法が「返金保証」を付けることである。
返金保証を付けるとコンバージョン率が高まり、売り上げが伸びますよ。という話は、聞いたことがあるかもしれない。
これは確かだ。返金保証なしと返金保証ありでは、あった方が売れる。
売れると分かっていても返金保証を付けていないお店が多い。
なぜか?
人間の心理的な壁が影響している。
「返金が怖い」からだ。
返金保証を付けると返金される可能性がある。
返金されると…
- 自分の商品やサービスが役に立たなかった、ダメな商品であると言われているように感じる
- 返金手数料で損をする
- 返金手続きが面倒
- たくさん返金がきたらどうしよう
- 悪質なお客さんが返金を求めてくるんじゃないだろうか
- 返金されて利益が減るのではないだろうか
などなど、返金されるリスクを考えてしまう。
では、ここで質問だ。
あなたは今まで商品やサービスを購入し、どのくらいの割合で返金を求めたいと思ったことがあるだろうか?そして実際にどのくらいの割合で返金を請求しただろうか?
実は、返金保証を付けても、商品やサービスが本当に粗悪なものでなければ、返金率は非常に少ない割合にしかならない。
例えば
一般的なECサイトでの返金率は、高くても5%くらいであり、通常1%~3%程度に収まっていることが多い。
つまり、返金保証を付けてもマイナスになるということはほぼない。
それならば返金保証を付けて売り上げを伸ばし、利益を増やした方が良い。
しかし、返金保証を付けることができない。
その理由は先にも述べたように「返金が怖い」というあなた自身の心理的な壁が要因である。
その壁を越えて「返金保証付き」とセールスメッセージで伝えられるか否か。あなた次第である。