検討させてはならない
もし、あなたのセールスメッセージを読んで「検討しよう」と思われたら購入される可能性は低いと思った方が良い。
今までこんな場面に出くわしたことはないだろうか?
あなたが電機屋に行って、商品を見ている。そこへ店員がやってきて詳しく商品について説明をしてきた。説明が終わったところで「どうですか?」と聞かれた。あなたは「考えてみます」「ちょっと家で検討してみます」と答える。
さて、あなたはどのくらいの確率で実際にその商品を購入するだろうか?
「考えます」「検討します」はていの良い断り文句である。
あなたも決断を迫られた時にそう言って、断ったことがあるのではないだろうか?
断り文句ではなく本当に検討する場合
本当に「考えよう」「検討しよう」と思うこともある。
しかし、時間が経つとその気持ちが薄くなる。
電機屋から家に帰った頃には、もう別のことを考えており「考える」「検討する」という気持ちはすっかり無くなっている。そんなことはよくある。
セールスメッセージでは、対面販売を除いて、チラシやDM、ランディングページでは断り文句として「考える」「検討する」という考えは基本的に起こらない。
本当にその時は「考えよう」「検討しよう」という気持ちであることが多い。
しかし、前の電機屋の例で話したように、時間が経つと人は忘れる。それはランディングページなどのセールスメッセージでも同じことが言える。
よってセールスメッセージを読んでいるお客さんに「考えよう」「検討しよう」と思わせることはNGである。
セールスメッセージでは「買いたい」と思わせるように制作しなければならない。
あなたのセールスメッセージはお客さんに検討の余地を与えていないだろうか?もう一度読み直してみる必要がある。