問題です。短いキャッチコピーと長いキャッチコピーどちらが効果が良いでしょう?

キャッチコピー

結論から言うと「分からない」

分からないってどういうことだよ!

と思うかもしれない。しかし実際分からないのだ。

私が一つ言えるのはキャッチコピーの長さは関係ないということだ。

コピーを制作する人は「短い方が良い」と思っている場合が多いかもしれない。しかし、売れるセールスメッセージおいてキャッチコピーは「短ければ良い」という考えは間違っていると断言できる。

短い場合が良しとされるのはブランディング目的のキャッチコピーだ。映画やCMなどのキャッチコピーは長いよりも短い場合が多い。それは覚えやすく耳に残ることを目的としているからだ。

 

例えば

・生きろ。(もののけ姫)
・4歳と14歳で、生きようと思った(火垂るの墓)
・叫び出したら、止まらない(スクリーム)
・日本よ、これが映画だ。(アベンジャーズ)
・セブンイレブン良い気分(セブンイレブン)
・あしたのもと 味の素(味の素)
・インテル入ってる(インテル)
・ココロも満タンに(コスモ石油)

特に企業ブランディングのCMは非常に耳に残りやすいように作られている。繰り返し繰り返しCMを流すことで見事に私たちの頭に入っている。

しかし売れるセールスメッセージでの目的は「今すぐに売る」ことだ。短くて耳障りの良いキャッチコピーを覚えてもらうことではない。

売れるセールスメッセージにおけるキャッチコピーで重要なことは
「キャッチコピーによって興味を持ってもらい続きを読んでもらうこと」である。

短くても長くてもターゲットとするお客さんが、興味を持って続きを読みたくなるかが重要である。

だからキャッチコピーの長さは関係ない。それを読んであなたのターゲットとするお客さんが続きを読んでみたい!と思えば。逆に続きを読んでもらえなければ×。これだけだ。

売れるセールスメッセージライティングにおいて、キャッチコピーを選ぶ基準はただ1つ。

そのキャッチコピーを読んでお客さんは続きを読みたくなるか否かである。

そして、それを判断する方法は「テスト」をすることである。短いキャッチコピーと長いキャッチコピーでABテストを行えばよい。

あなたの感覚・想像でキャッチコピーを決定するのではなく、「テスト」を通じて決定するのだ。