お客さんは混乱したら買わない

お客さんを混乱させてはいけない 基礎知識

セールスメッセージはシンプルかつ明確に伝える必要がある。

NG例

  • 分かりづらい表現
  • 複数の異なる選択肢
  • セールスメッセージと画像の不一致
  • 価格が不明瞭

これらはお客さんに「どういうことだ?」と思わせ混乱を招く。混乱したお客さんは商品を購入せずページから離脱する。チラシやDMであれば読むのを止める。

では、具体的に何がお客さんを「混乱」させるのか説明する

    • 分かりづらい表現
      専門用語、誤字脱字、国語力不足など
      専門用語はセールスメッセージを制作している本人は分かっているつもりでも、お客さんに分かってもらえているとは限らない。お客さんの視点で言葉を使わなければならない。誤字脱字は見直しでチェックできる。国語力不足は第三者に読んで読んでもらう。

 

    • 複数の異なる選択肢
      オファー部分で、資料請求と購入ボタン、A商品とB商品、同じページでのアップセルなど
      どれを選べばいいのか?どれを選べばお得なのか?自分にはどれがふさわしいのか?が分からないオファーはNGである。

 

    • セールスメッセージと画像の不一致
      キャッチコピーと画像が合っていない、サービスとイメージ画像が合っていない、お客様の声とイメージ顔画像が合っていない
      セールスメッセージを読んだ時にイメージする光景と異なる画像は混乱を招く可能性があるので避ける。例えば、女性向け商品にも関わらず、スーツ姿の男性の画像を使用していたら混乱する。

 

  • 価格が不明瞭
    商品・サービスの価値と価格が合っていない、価格が曖昧(〇〇円~)など
    なぜその価格なのか?正確な価格はいつ分かるのか?のように価格を不明瞭にするのはなるべく避ける。
    価格を提示することができないのであれば、「見積もりはこちら」のような価格を知る為のオファーにするか、「問い合わせいただいた後に価格をご提示します」などの一文を入れておくなどして「いつ価格が分かるのか」を明確にして対応する。

頭では分かっていても実際にセールスメッセージ制作後、制作者はお客さんを「混乱」させていることに気付かないことが多い。その対処法を教える。

対処法

  1. 1日以上寝かせて、もう一度お客様と第三者の視点で読み直す。
  2. 直接第三者に読んでもらって感想をもらう。

この2つを行うことで、セールスメッセージをより分かりやすくシンプルに修正することができる。