お客さんに考えさせる

お客さんに考えさせる 基礎知識
お客さんに考えさせる

考えさせることで他人事を自分事にする

以前の記事でお客さんに考えさせてはならないと説明した。
詳しくはこちら⇒考えさせてはならない

それと全く真逆の方法もある。
お客さんに考えさせるという方法だ。

「考えさせない?考えさせる?どっちが正解なんだ!」

と思うかもしれない。

正解は「考えさせない」の意味をきちんと理解することで分かる。

「考えさせない」とは、こちらが意図していないところでお客さんに考えさせてはならないということだ。

例えば
下記のような理由で考えさせてはならない

  • 説明不足
  • 文脈がおかしい
  • 情報が足りない
  • 専門用語の使いすぎ
  • 内容が難しい

セールスメッセージを制作している本人は分かりやすく伝えていると思っていても、お客さんに伝わっていない場合に「これは何だろう?」と考えてしまう。これが意図していないところでお客さんに考えさせてしまっているということだ。

逆に意図して「考えさせる」ことは有効である。考えさせることで他人事から自分事になる。

つまり、意図があるかないかの違いである。

考えさせるとなぜ良いのか?その理由

「お客さんを巻き込むことができるから」

考えてその答えを自分で出すことで、他人事から自分事になる。

例えば
あなたはAとBどちらの人に共感できるだろうか?

通勤電車の中で毎日見かける美人OL
いつも下車して行く駅に到着したが寝ていて起きない
あなたならどうする?


迷うが声を掛けられない


声を掛けて起こしてあげる


遅刻して怒られるぞ~・・・と失敗を喜ぶ

実はどれを選ぶかであなたの人生に必要なものが変わります。
Aを選んだあなたは・・・

どうだろう?続きが気にならないだろうか?
続きが気になるということは、他人事から自分事になった証拠だ。

このように「意図して考えさせる」ことでセールスメッセージにお客さんを巻き込むことができる。

まとめ

お客さんに意図的に考えてもらう為のセールスメッセージを伝えるのは良いが、
意図せずにお客さんに考えさせてしまうことは避ける