キャッチコピーの面白さ
「もっと面白いキャッチコピーにしてよ」
「このキャッチコピーはつまらない」
「もっとカッコイイキャッチコピーにしてよ」
クライアントのセールスメッセージを制作していると、よくそんなことを言われる。
さて、キャッチコピーは面白い方が良いのか?
カッコイイ方が良いのか?
キャッチコピーを読んだお客さんを笑わせることはどれくらい重要か?
カッコイイキャッチコピーを制作することはどれくらい重要か?
セールスメッセージライティングでは、その名の通り「セールス」のメッセージをお客さんに伝えることが目的である。
つまり、売上にどれだけ直結するのかが最も重要となる。売るためのメッセージでなければならない。
そう考えると面白い、カッコイイは売上にどれだけつながるのか?
重要なのは売る為のメッセージを制作することであり、お客さんに「面白い」「カッコイイ」「上手い」と思わせることではない。
「このキャッチコピーはつまらない」
さて、つまらないと思っているのは誰か?
あなたがお客さんとして、商品のチラシを見たとする。あなたはそのチラシのキャッチコピーを見て、この「キャッチコピーはつまらないな」と思ったことがあるだろうか?普通のお客さんはそんなことは考えない。
では、誰がつまらないと思っているのか?
この場合であれば、商品の販売者である。
売れるセールスメッセージライティングでは、売る側の気持ちなんてどうでもいい。
大切なのは「お客さんがどう思うか?というお客さんの気持ち」である。
常にお客さんの立場で考えることが重要だ。