ペットの健康食品のバナー広告だ。
上手くお客さんのキモチを突いている広告だと言える。
犬を飼っているお客さんに刺さる。そして実際に「ウンチのニオイがきついと感じたことがある」お客さんにはさらに刺さる。極めつけに「寿命が短い」というコピーでハートの奥まで刺さる。
この広告の上手いところは「ターゲットにするお客さんを絞り込んでいる」ところだ。
売れるセールスメッセージでは「ターゲットを絞り込む」というのは基本のテクニックである。
この広告では意図しているかは不明だが、高度なテクニックも使っている。それが「ウンチのニオイがきつい」である。
考えてみてほしい。そもそもウンチのニオイが良い香りだろうか?ニオイは食べ物やその時の体調によってきつく感じることは普通にある。ペットを飼っている人であれば、ウンチのニオイがきついと感じたことは1度や2度は必ずあるハズだ。
つまり、ターゲットを絞り込んでいるようで、結果的に多くの愛犬家に刺さるように作られている。
そして「寿命が短い」のコピー。ペットを飼っている人にとって「寿命」というキーワードは強烈である。ペットを愛している人でこのキーワードに反応しない人はいないだろう。これによってクリックせずにはいられない。
この広告は売れるセールスメッセージの参考になる。