売買の主導権
商品やサービスの販売で主導権を握っているのはどちらか?
という質問において、どちらかというとお客さんと答える人が多いだろう。
なぜか?
お金を払ってくれるのがお客さんだから。という回答が出るだろう。
しかし、売れるセールスメッセージライティングでは、お客さんとあなたの立場は対等、もしくはあなたの方が主導権を握っておくことが大切である。
つまり、商品やサービスを販売する権利はあなたにあり、あなたがお客さんとして認めない限りは販売はしないというスタンスである。
具体的にどうやって主導権を握るのか?
まず、商品やサービスがお客さんにとって役立つ情報である。お客さんの今の悩みを解決するものである。お客さんの不足していることを補うことができるものである。というセールスメッセージを伝えることが重要だ。
すると、お客さんは商品やサービスが欲しくなる。
ポイントはここで希少性の原理を用いることだ。
最も簡単な方法は、制限をかけることだろう。
例えば
- この商品は手作りのため月に5人にしか提供できません
- 〇日までにお申込みいただけた方のみ提供します。それ以降は受け付けません
- このセミナーは限定50人の早い者勝ちです
- このサービスは30~35歳の既婚の男性で週に20時間自由な時間を捻出できる方だけに販売します
このように、お客さんの購買意欲が高まった状態で、制限をかけることで主導権はあなたのものになる。
希少性の原理が働いでお客さんはますます欲しくなる。
そして、制限がある中で、商品やサービスを手に入れることのできたお客さんの満足感は、誰にもでいくつでも売っている場合と比べて高いものとなる。
売れるセールスメッセージライティングでは、主導権をお客さんと同等にするか、あなたが握れるように戦略を立てて制作すると良いだろう。