行動しないデメリットを伝える

行動しないデメリットを伝える ライティングテクニック
行動しないデメリットを伝える

行動しない壁を越える

売れるセールスメッセージライティングでは越えなければならない3つの壁があることを前に説明した。

詳しくは⇒売れるセールスメッセージを制作する上で脳に刷り込むべき3つの壁とは

今回は3つの壁のうち「行動しない壁」を越えてもらうための方法を紹介する。

それが「行動しないデメリット」をお客さんに伝えるということである。

下記のような質問を投げかける。

「もし、商品やサービスを購入しない場合、お客さんにどんなデメリットがあるのか?」

この答えを列挙する。

  • どんな金銭的損失が生じるのか
  • どれだけ現状の問題が悪化してしまうのか
  • どれだけ周囲の人から批判されるのか
  • どんな後悔をすることになるのか
  • どんな悪いことが起こるのか
  • どんな思いになるのか

これらを考えながら質問に答えていくことで「行動しないデメリット」が明確化される。

例えば
「ダイエットサプリメント」を販売している場合

「もし、お客さんがダイエットサプリメントを購入しない場合、どんなデメリットが生じるのか?」

  • どんな金銭的損失が生じるのか
    ⇒これから先も様々なダイエットグッズを購入し続けることで出費がかさむ
  • どれだけ現状の問題が悪化してしまうのか
    ⇒ますます贅肉がつき体重計に乗るのが憂鬱になる
  • どれだけ周囲の人から批判されるのか
    ⇒太っていると陰口を言われる
  • どんな後悔をすることになるのか
    ⇒もっと真剣にダイエットに取り組んでいれば良かったと後悔する
  • どんな悪いことが起こるのか
    ⇒心臓に負担をかけるなど健康面で悪影響が現れる
  • どんな思いになるのか
    ⇒辛い、苦しい、太っている自分が嫌になる

このように行動しないデメリットを明確にしてやる。それをお客さんに伝えてあげることでお客さんが今行動しなければならない理由が明確になる。

人は痛みを避けたい。その痛みを伝えてあげることで行動への後押しとなる。