【売上を上げる方法】ランチタイムの徘徊から分かった

売上を上げる方法 ライティングテクニック
こんなあなたに役立つ記事です
売上が上がらない/離脱率が高い/滞在時間は長いのに売れない

あなたが買い物をする際に「いいなぁ」と思ったけど、すぐに買わない理由ってなんですか?

実はその答えがランディングページで売上が上がらない理由でもあるんです。どんな理由でしょうか?

購入しない理由

ランディングページを訪れ、そこでセールスメッセージを読んでいたにも関わらず、買わなかった経験ってあると思います。

では、何で買わなかったのか?

購入しない理由

  • 魅力的にではなかった
  • 値段が高かった
  • 信頼できなかった
  • 競合の商品の方が良いと思った

などなど、買わない理由っていろいろありますよね。

簡単にまめると「セールスメッセージの力が弱い」ということが買わない理由にはなりますが、それだと抽象的なので、もっと具体的な原因を探りましょう。

商店街でランチタイム

商店街

例えば「ランチタイム」

私は今日は何食べようって決めてからランチを食べることが多いのですが、たまに何も決めずにフラッと街に行くことがあります。この時、大抵お店選びに時間がかかり、ランチの時間が奪われてしまうんです。

パスタ屋の前を通ってランチのメニュー看板を見ます。パスタも良さそうだけど、他のお店も見てみよう。と思い、今度は洋食屋のメニューを見る。次は中華屋、続いて和食屋…この様にして商店街を歩くんです。するとランチタイムの時間が残りわずかになっていることも…。

私は食にこだわるタイプなので、その時の心理状態は「もっと良いお店があるハズ。より良いものを食べたい。」です。それにより、お店を転々としちゃうんですよね。気づくとオフィスからだいぶ離れた場所まで来てしまって、仕方なくその付近にあるお店で食べるっていう事態になります。

でも、スパッと決まる時もあります。

このスパッと決まる理由こそが、売れる理由だと気付きました。

なぜスパッと決まるのか?お店をスルーする時との違いは何か?

考えよう

私がパッと決めずに、スルーする時に考えていること

「ここのお店はキープ。他に良いお店があるかもしれない。もう少し他のお店も見て回ろう。」

この考えこそとが、スルーする時の大きな理由です。

つまり「他のお店も見てちょっと考えよう」と思っているわけです。この「考えよう」がポイントです。

では、スパッと決まるお店は?

メニュー

実際に私がフラッとランチに出て、即決めたお店はこんなお店でした。

メイン:ピザ5種類かパスタ5種類の中で好きなものを選べる
ランチセット:たっぷりサラダ、スープ、自家製パン、珈琲、ミニデザート付き
値段:1,000円

めちゃくちゃコスパが良いお店じゃないですか?だからスパッと決められた…というのも理由の1つではありますが、実はその裏にはもっと大きな理由が隠されています。

それが「ランチタイムの時間」でした。

私が看板を見たのが13時45分頃、ランチタイムが14時30分まで。ラストオーダーが14時。他のお店をみて回ってたら、このお店のランチを逃す可能性があります。

これがスパッとお店を決めた大きな理由です。

ランディングページも商店街のお店と同じ

私のランチタイムの街中徘徊と同じようなことが、ネット上でも起こってます。あなたも何か商品やサービスを探す際、検索結果という商店街で、いろいろなお店を見て回りませんか?

しかし、いろいろ見ても買うお店は1つ。だから他のお店で買われてしまうことで、アクセスがあっても売上が上がらなく、コンバージョン率が低くなるわけです。

しかも、インターネットは商店街と違って、お店の場所がコロコロ変わります。消えてしまったり、別の新しいお店が出現したりします。すると、以前行ったお店に戻れなくなってしまったり、すぐに忘れてしまうことも起こります。

そのため「考えよう」と一度離脱をしてしまったお客さんが、再度訪れて購入してくれる可能性って格段に下がります。これが売上が上がらない理由です。

売上を上げるには

私がランチタイム時にスパッとお店を決めた理由を参考にすると…

  • 商品やサービスが魅力的
  • 時間制限がある

の2点です。

つまり、それをランディングページに置き換えると

  • 商品やサービスの魅力がセールスメッセージでしっかりと伝えられている
  • 購入に制限がある

となります。

今回着目すべきは「購入に制限がある」という「制限」ですね。

この制限が、スパッと決める後押しをしてくれるってわけです。

制限とは

  • 時間の制限
    →○月○日までの限定販売
  • 商品提供数の制限
    →100セットだけの販売、特典残り50個
  • 購入者人数の制限
    →先着50名様のみ販売、30名限定のセミナー

このように、制限を設けることで「考えている余裕はない」と思ってもらうことができれば、売上は上がります。

「考えよう」は「買わないよぅ」でも、「考えない」は「すぐ買うよ」。