【顔写真の効果】気を付けるべき点とは

顔写真 心理学
こんなあなたへオススメの記事です
ホームページやランディングページに顔写真を掲載している/効果的な顔写真を掲載したい

スーパーマーケットや道の駅などで売られている野菜や牛乳。その値札の横に、生産者である農家の人の顔写真があるのを見たことがありませんか?

何気なく見ている生産者の顔写真。実はあれにはコンバージョン率を高める効果があると同時に、コンバージョンを低下させてしまう原因になることもあります。

今日は顔写真について紹介します。

顔写真の効果とは

野菜や牛乳が販売されている場合の顔写真は、農家のおじさんやおばさんの笑顔の写真が使われていることが多いでしょう。

そんな写真を見たときに、あなたはどんな印象を持ちますか?

「あ、この人が作ってるんだ」
「国産の野菜なんだな」
「へぇ~近所の畑で採れた野菜なんだ」

などのように思うと同時に、その野菜に対して「安心感」を持つことができます。

どこの誰が作ったか分からない食べ物よりも、作った人が分かる食べ物の方が安心できます。そして、その安心感は購入ハードルを下げるので、結果コンバージョン率が高まることにつながります。

これは店舗ビジネスだけではなく、そのままインターネット上での販売でも活用することができます。

商品を販売しているランディングページやホームページでも同じように顔写真を掲載すると、安心感を与えることができて、コンバージョン率アップにつながります。

顔写真の逆効果とは

しかし、顔写真を掲載すればどんな写真でも良いというわけではありません。

例えば、野菜を販売している農家の人の写真。

  • 畑の真ん中で、青空の下、満面の笑顔で収穫した野菜を持っている写真
  • 道路沿いで、どんよりした曇り空の下、しかめっ面でただ立っている写真

同じ野菜を販売していても、お客さんに与える印象は異なります。

もっと分かりやすい例でいうと「今すぐ電話ください」と電話番号が表示されている横に使われているスタッフの写真。

  • 笑顔の女性が電話を持って話している様子の写真
  • 怖い顔をした中年の男性が正面を向いて、まるで免許証のような写真

電話がしやすいのはどちらの顔写真でしょうか?

このように、同じ商品やサービスでも掲載する写真によって、その効果が変わります。

コンバージョン率を低下させないポイント

顔写真の使い方を間違えると、お客さんに悪い印象を与えてしまい、コンバージョン率が下がる可能性があります。

そこで下記の2点に気を付けるだけで、コンバージョン率低下を防ぐことができます。

  1. 商品やサービスと販売者のイメージがマッチしていない
    ダイエットサプリメントなのに、販売者が太っている
    薄毛対策商品なのに、販売者の髪がない
  2. 暗い写真
    暗いとは写真自体が暗かったり、顔の表情が暗いこと

この2点に当てはまってしまうと、コンバージョン率を低下させることにつながります。

ブサイクや顔が怖い場合はどうすれば良い?

人は見た目で9割と言われることもあることから、見た目が良い人の顔写真を使った方が、お客さんに好印象を与えやすいのは確かです。

しかし、必ずしも見た目が悪いから顔写真は掲載しない方が良いというわけではありません。

ポイントは商品やサービスとイメージが合っているかです。

例えば「頑固おやじが販売するラーメン」の場合、見た目が怖い方が効果的です。
「職人が作る手作りの工芸品」の場合なら、真剣な表情で作っている様子の写真であれば、ブサイクでも顔が怖くても関係ありません。

また、大抵の場合は、笑顔の写真にすることで、顔が怖い人でも好印象を与えることができます。

重要なのは、顔写真を見たお客さんがどんな印象を持つかをよく考えて掲載することです。

あなたは顔写真をホームページやランディングページに掲載していますか?それを見たお客さんはどんな印象を持っているのか考えてみましょう。