【注意を引きつける方法】2つのポイント

注意を引く ライティングテクニック
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お客さんの注意を引きつけるメッセージを考えたい/効果的なキャッチコピーを考えたい

商品やサービスを販売する上で、まず始めにお客さんに対して行うことは、注意を引くということです。

しかし、その方法を間違えると無意味になります。今回は間違った注意の引きつけ方を紹介します。

人の注意を引く方法

たとえば、街中で「道行く人の注意を引いてください。」と言われたら、どんな方法で注意を引きますか?

簡単です。

「うぁぁぁーーー!」と大声を上げれば良いだけです。

皆、あなたに注目をするでしょう。一瞬で注意を引くことができます。

では、街中で商品やサービスを販売するために、注意を引くにはどうしたらいいでしょうか?

「うぁぁぁーーー!」と大声を上げて注意を引いたところで、商品やサービスは売れるでしょうか?

おそらく「危ない人」と思われて、商品やサービスを販売するどころか、誰も近づいてきてくれないでしょう。

つまり、商品やサービスを販売する上で、注意を引くことは大切ですが、その注意の引く方法を間違えると全く意味がないということです。

大切なのは注意を引いた後に、その後続くセールスメッセージに繋げることができるかどうかです。そのために「セールスメッセージにつなげるための注意を引く方法を考える」必要があります。

たとえば、街中で包丁を販売しているとします。

そこで注意を引くために「今からこの子供がヤシの実を真っ二つにします!」と子役を雇って注意を引くとします。そして、子供が包丁でヤシの実を簡単に切ってみせます。それによって包丁の切れ味の良さをデモンストレーションするわけです。

興味を引きつけて、その後包丁の強みのセールスメッセージまで伝えることができました。お客さんは買ってくれるでしょうか?

もしかしたら買ってくれるかもしれません。が、興味本位で見ていた人は買わないでしょう。いくら興味を引きつけ、面白いデモンストレーションをやっても、それが終われば、人はまた歩き出してしまいます。

なぜか?

ではもし、全く同じデモンストレーションを、スーパーの食品売り場でやったらどうでしょうか?

  • スーパーなら包丁との関連性があります。
  • 料理をする人がスーパーに買物にきているので、包丁を使う人がたくさんいます。

このことから街中でやるよりも売上は上がりそうですよね。

よって注意を引きつける上で大事なことは「どこで誰に対して行うか」が大切です。

注意を引く2つのポイント

  1. セールスメッセージにつなげることを目的とした注意を引く方法を考える
  2. どこで誰の注意を引くのかを考える

間違えてしまう興味の引きつけ方は「ただ興味を引き付ければ良い」という考えの基で興味を引きつけてしまうことです。それは無意味になるでしょう。

あなたはお客さんの注意を適切に引いていますか?