キャッチコピーの使い方知りたい/より効果が出るキャッチコピーを作りたい
あなたはキャッチコピーと聞いてどんなキャッチコピーを思い浮かべますか?
CMで見たキャッチコピー?看板広告で見たキャッチコピー?ポスターで見たキャッチコピー?
キャッチコピーと言っても実はいろいろな種類があるって知っていましたか?今回はキャッチコピーの種類について紹介します。
キャッチコピーの種類
キャッチコピーは種類ごとに、その役割が変わってきます。
例えば…
CMにおけるキャッチコピー
役割はなんだと思いますか?
- 視聴者に商品を覚えてもらう
- 視聴者にブランドを覚えてもらう
- 視聴者に会社名を覚えてもらう
- 視聴者に印象を植え付ける
などがあります。大きくまとめると「視聴者に印象を残すこと」になります。
視聴者が買い物に行って商品を見つけた時、CMの印象が残っていれば、そこでCMを思い出します。キャッチコピーを思い出してもらうことができれば、成功です。
ひとつ例を挙げると…
「やめられない、とまらない、カルビーかっぱえびせん」
かっぱえびせんを見かけたら、思わずこのCMが浮かんだなんて経験はありませんか?非常に成功したCMだと思います。
ランディングページにおけるキャッチコピー
では、ランディングページにおけるキャッチコピーの役割は何でしょうか?
CMのようにターゲットに商品の印象を残すこと?
違いますよね。
ランディングページでは「続きを読んでもらうこと」が役割になります。そのため、印象に残すキャッチコピーではランディングページの目的である、その場でお客さんに行動をしてもらうということにつながりません。
想像してみてください。
かっぱえびせんのランディングページがあったとします。あなたはかっぱえびせんのCMを一度も見たことがありません。
その時はじめて見たランディングページで、キャッチコピーが「やめられない、とまらない、カルビーかっぱえびせん」でした。
さて、そのキャッチコピーを読んでどう感じますか?続きを読みたくなるくらい興味がわくでしょうか?
おそらく「なんだ?なんだ?」と前のめりにはならないと思います。
ランディングページでのキャッチコピーの役割は「続きを読ませること」。そのためのキャッチコピーを制作する必要があります。
映画のポスターにおけるキャッチコピー
では、映画のポスターのキャッチコピーの役割は何でしょうか?
印象を残すこと?続きを読ませること?
例えばドラえもん。
ドラえもんの映画のポスターのキャッチコピーを見てみましょう。
こちらのサイトで紹介されていたので参考にどうぞ。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1703/10/news085.html
どうですか?
「10万年後に助けてくれ。」
このキャッチコピーを見てなにを感じるでしょうか?
映画のポスターのキャッチコピーはその作品をイメージさせ、期待感を高めるのが役割があります。
キャッチコピーの種類を見極めて使いこなす
以上、3種類のキャッチコピーを紹介しました。
この他にも、商品のパッケージのキャッチコピー。リスティング広告のキャッチコピー。ダイレクトメールのキャッチコピー。などなど、様々な種類のキャッチコピーがあります。
重要なのは、そのキャッチコピーの役割が何なのかを見極めることです。
一番良くないのは、1つのキャッチコピーを何でもかんでも流用してしまうこと。キャッチコピーを使う媒体、その媒体を見ているターゲット、ターゲットに伝えたいメッセージなどを考えて、キャッチコピーの役割を見極めることが大切です。
あなたはランディングページのキャッチコピーと、DMのキャッチコピーを同じにしていませんか?