キャッチコピーが思い浮かばない/売れるキャッチコピーを作りたい/キャッチコピーの最適な長さが知りたい
あなたは長いキャッチコピーと短いキャッチコピーどちらが売れると思いますか?
今回はキャッチコピーの最適な長さについて紹介します!
個人経営のお店のカレーのキャッチコピーを考えよう
「長いと読まないから短い方が良い」
と考えている人って結構多いですね。確かにダラダラと長いとそれだけで読む気が失せてしまうこともあります。では、本当に長いとダメなのか確かめてみましょう。
カレーのキャッチコピー
街中にあるお店のカレーのキャッチコピーを3フレーズくらいで短く考えてみましょう。お店の入り口にある黒板にカレーの写真と共にキャッチコピーが書かれているイメージです。
短いキャッチコピー
- ワンコインカレー
- お母さんのカレー
- 昭和の味カレー500円
- 30年変わらない味
- 30年前の懐かしいカレー
では、逆に長いキャッチコピーを考えてみます。
長いキャッチコピー
- 自家製らっきょ無料!大盛り無料!サラダ&珈琲付きのワンコインカレー
- 一口食べて思い出します。あの日懐かしいお母さんのカレーだ!
- 昭和に生まれ、昭和の時代で育ったあなたに食べてもらいたい「昭和の味カレー」500円
- 30年前、僕の母が僕のために作ってくれたカレー。その味を受け継いだ30年変わらない味のカレーを今度はあなたのために作りました。
- 僕が子供だった頃に母が作ってくれたカレー。美味しくて美味しくてたまらなかった30年前の懐かしいカレーを完璧に再現しました!
さて、どちらのカレーを食べたくなりますか?
おそらくキャッチコピーが長い方ですよね。
「でも、それはキャッチコピーを読んだからであって、長くて読まない人もいるんじゃない?」
そうですね、文章が長いと読まない人がいることも確かです。しかし、読ませるテクニックはあります。
例えば写真を使う。この場合「カレーの写真」があることで、ランチタイムでお店を探している人の目に留まりますよね。キャッチコピー自体に変化を付ける方法もあります。書体のサイズを変える。文字に色を付ける。それだけでも目を留めやすくなります。
自家製らっきょ無料!大盛り無料!サラダ&珈琲付きのワンコインカレー
なぜ、長いキャッチコピーの方が魅力的に見えたのか?
キャッチコピーが長いメリット
- 商品の強みを具体的に伝えられる
- メリットが分かりやすく伝わる
- イメージしやすくなる
これらのメリットにより、お客さんの購買意欲が高まります。
「じゃあキャッチコピーは長い方がいい!ということが結論?」
いいえ。そうとも限りません。
短いキャッチコピーが良い理由
あなたが車に乗っていたとします。お昼になったのでお店を探していました。そこで先ほどのお店の看板を発見しました。この場合、看板の大きさは運転している人に向けた巨大な看板だとします。
さて、どちらのキャッチコピーが良いですか?
短い方がいいですよね。だって長いと読み切れずにそのまま通り過ぎてしまいますから。
さっきは長いキャッチコピーの方が良いと思っていたけど、実は短い方が良い場合もある。この違いってなんでしょう?
キャッチコピーはターゲットを分析して作るべき
長いキャッチピーが良いのか、短いキャッチコピーが良いのか?その答えはターゲットが知っているってことです。
ターゲットが知っているなら、ターゲットに教えてもらうことが一番です。よってターゲット分析が重要ということになります。
ターゲットとなるお客さんがどんな状況で、どんな心理状態でキャッチコピーを読むのか?その時、最も続きが読みたくなるキャッチコピーとはどんなキャッチコピーなのかを考えます。
つまり長さなんてどうでも良いってことです!
目的はお客さんの興味を引き付け、続きを読んでもらうこと。それができるのであれば、どんなに長くても良いし、短くても良い。
長さにはこだわらず、お客さんのことを考えてキャッチコピーは作ってくださいね。