【LP制作で使う心理学】カリギュラ効果

人間心理
こんなあなたに役立つ記事です
LPのコンバージョン率を高めたい/心理学をLP制作に応用したい

心理学で学ぶ「カリギュラ効果」って知ってますか?この心理術を活用することで、思わずセールスメッセージを読ませてしまうことが可能です。

今回はランディングページ制作で活用するとコンバージョン率が上がる心理術を紹介します。

禁止された映画

カリギュラとは
1980年に「カリギュラ」が公開された。ローマ帝国の皇帝カリグラをモデルにしたアメリカ・イタリア合作映画。

カリギュラ効果とは、この映画タイトルである「カリギュラ」が語源となったんです。

「カリギュラ」という映画は、内容が過激であるため上映が禁止されました。つまり「見るな!」と禁止されてしまったわけです。

禁止されると人は余計に観たくなるのが心理ですよね。それにより多くの人の興味と関心を引き付けることになりました。

つまり、カリギュラ効果とは「禁止されると禁を破りたくなる心理効果」のことですね。

ランディングページでのカリギュラ効果の活用

カリギュラ効果例

たとえばあなたならどちらの本を読みたいですか?

  • パターンA
    「この本、とっても面白いから読んでみてよ」
  • パターンB
    「この本は危険すぎる。絶対に読んじゃダメだよ」

おそらくパターンBの方が興味を引き付けられて、読んでみたいと思うんじゃないでしょうか?これがカリギュラ効果です。

これをランディングページ制作に活用することができます!読むことを禁止することで、逆にセールスメッセージを読ませてしまうという使い方ですね。

例えば…

乾燥肌用スキンケア商品

キャッチコピーでの活用

「10代の使用は禁止です!潤い力が強力なため」

リード文での活用

「ただし「何か良い化粧品ないかな?」という気持ちでこのページを見ている方は、読まないでください。この商品は「真剣に乾燥に悩む人専用」です。」

見出しでの活用

「軽い気持ちの方は続きを読まないでください!」

オファーでの活用

「「試しに買ってみよう」という軽い気持ちの方は絶対に買わないでください。」

以上のようにカリギュラ効果を活用し、禁止することで、逆に興味を引き付けることができます。

注意!カリギュラ効果の活用法

このカリギュラ効果は、興味を引き付ける強力な方法ではありますが、使い方を間違えると一気にお客さんの熱が冷めます。それどころか商品やサービスにマイナスの影響を与えることにつながります。

「カリギュラ効果を覚えた!使ってみよう!」と安易に、既存のLPに活用するとそうなる可能性大です。

覚えておいてもらいたいことは、カリギュラ効果を活用する際は「内容が釣り合っているか」が重要です。

どういうことか?

「この本は危険すぎる。絶対に読んじゃダメだよ」

って言われて読んだけど、聞いたことがある内容だったらどうですか?一気に熱が冷めるどころか、読んだ時間が無駄だったと怒りを覚えるかもしれません。

しかし、今まで聞いたこともないような、目からウロコが落ちるテクニックが書かれていたらどうでしょう?カリギュラ効果とその内容が釣り合うと思います。

ポイントは「まだ誰も知らないような新しい発見&それによるメリット」がある時に、カリギュラ効果を活用する!ということです。すると内容が釣り合うと思います。

あなたのLPにはカリギュラ効果活用できそうですか?