【購入心理】人が購入を決断する材料とは

購入決断材料 心理学
こんなあなたへ役立つ記事です
コンバージョン率を高めたい/より商品やサービスが売れるようになりたい/購入心理を知りたい

人が商品やサービスの購入を決断するまでの過程において、何が購入決断の判断材料になっているか分かりますか?

もし、その判断材料が何かが分かれば、それを与えてあげることで、コンバージョン率アップや売上アップにつながります。

今回はその材料とは何かを紹介します。

購入決断の判断材料とは

あなたがある商品を購入するとき、下記のABどちらのお店から購入したいと思いますか?

ちなみに、ABの商品はどちらも全く同じ商品で、価格も同じです。

  • A店:路上販売をしている見知らぬ外国人のおじさん
  • B店:路上販売をしている親戚のおじさん

この2つのお店が隣同士に並んでいました。あなたならどちらのお店で購入しますか?

おそらく非常に高い確率で親戚のおじさんではないでしょうか?

もし、親戚のおじさんではなく、自分の大親友だったらどうでしょうか?さらに高い確率でB店を選ぶのではないでしょうか。

これがまさに購入を決断する判断材料です。

人は知っている人から購入しやすくなる

人は知らない人よりも知っている人から購入する」という購入心理があります。

同じ商品でも、知っている人と知らない人が販売していた場合「知っている人」が、購入の判断材料となります。よって、知っている人から購入する確率が高まります。

これ、当たり前のことのように感じますが、ビジネスではとても重要な心理になります。なぜなら、売上に直結するからです。

知らない人とは「競合」に当てはめることができます。そして、知っている人が「あなた」だった場合、お客さんから選ばれる可能性が高まることを意味しています。しかし、その逆だったら、あなたが選ばれる可能性は減るということです。

つまり、このお客さんの購入心理を、ビジネスに活かすのであれば、あなたがやることはお客さんと知り合いになることになります。

知り合いになるには1度会って話をすることが最も強力な方法ですが、インターネットでビジネスを展開している場合、日本中、世界中の人に会うのは不可能です。

では、どうすれば良いのか?

知り合いになる方法

とにかく一度商品やサービスを購入、またはお試しなどをしてもらい、あなたとお客さんと接点を持ちます。

そこから、アフターフォローを行うなどして、継続的にお客さんとのコミュニケーションを図っていきます。それは、メールを通じてなのか、DMなのか、SNSなのか方法は様々です。

一度購入してもらってから何もしなかったら、お客さんはあなたのことを忘れます。つまり、知り合いではなくなるということです。それは、あなたの商品ではなく、競合の商品やサービスを購入しやすくなるということにつながります。

どうすれば、あなたの商品やサービス、または会社、あなた自身のことをお客さんに覚えてもらって、知り合いになれるのか?それを考えることも、重要な戦略になるでしょう。

そうならば、同じセールスメッセージでも、伝わる力が変わってきます。