フット・イン・ザ・ドア・テクニック

フット・イン・ザ・ドア・テクニック 人間心理
フット・イン・ザ・ドア・テクニック

フット・イン・ザ・ドア・テクニックとセールスメッセージライティング

フット・イン・ザ・ドア・テクニックとは
初めは相手が受け入れるであろう簡単な要求をし、相手がその要求を受け入れてから本来の要求をすることで、本来の要求を受け入れやすくさせる心理テクニック

例えば
相手に1万円お金を借りたい時
「1万円貸して」
「は?なんで?」
「ちょっと必要なんだよ。」
「うーん…」
この場合、貸してもらえない可能性が高い

そこで
「1,000円貸してくれる?」
「は?なんで?」
「ちょっと必要なんだよ。」
「しょうがないな…」
額が小さいと相手は要求を受け入れやすくなる

その後
「ごめん!お金足らなくてさ。あと5,000円だけ貸して!来週返すから」
と、初めより高い要求をする。一度要求を受け入れている相手は、次の要求を受け入れやすい心理状態になる

このように、低い要求から受け入れさせてから、本来の要求をしていくことがポイント

フット・イン・ザ・ドア・テクニックをセールスメッセージライティングで活用するには

マーケティングの世界ではこのテクニックは非常によく使われている

それが「お試し商品⇒フロントエンド商品⇒バックエンド商品」である

  1. お試し商品で無料もしくは格安で商品をお客さんに提供する
  2. 通常商品であるフロントエンド商品を購入してもらう
  3. 本来の目的であるバックエンド商品である定期購入やアップグレード商品や高額な商品を購入してもらう

このように初めは受け入れられやすい要求を出し、徐々に要求ステップを高めていく手法がよく使われている

セールスメッセージライティングでは下記の3つのパターンを制作すると良い

  1. セールスメッセージライティングではお試し商品を提供する為のセールスメッセージ
  2. フロントエンド商品を販売する為のセールスメッセージ
  3. バックエンド商品を販売する為のセールスメッセージ

お試し商品

「お客さんが負担なく気軽に試せる」ようなセールスメッセージを制作する と良い

フロントエンド商品
お試し商品を購入したお客さんに対し、同梱チラシやメールマガジンなどで、フォローを行い、商品やサービスのより良い使い方などを伝えていくと良い

バックエンド商品
フロントエンド商品よりもトータルでお得であることを伝えたり、さらに良い効果が期待できるということを伝えてやると良い

セールスメッセージライティングは、1つだけセールスメッセージを制作して終わりではなく、お客さんの購買意欲の段階に合わせたセールスメッセージを制作することが重要である

セールスメッセージ全体を通してフット・イン・ザ・ドア・テクニックを活用することで、本来お客さんに購入してもらいたい商品を購入させることが可能になる