ベビーフェイス効果とは
「赤ちゃんのように可愛らしい顔、笑顔の印象によって、優しさや温かみを感じさせることができる効果」
赤ちゃんの写真を見てあなたは何を感じるだろうか?
- 可愛い
- 純粋
- 正直
- 守ってあげないと
- 自分も欲しい
上記のようなことを感じたとしても下記のようなことを感じる人は少ないだろう。
- 怖い
- 怪しい
- 嘘つき
このように赤ちゃんの写真によってお客さんに下記のようなイメージを伝えることが可能だ。
「安心」「安全」「純粋」「正直」「若さ」「自然」「可愛らしい」
つまり、赤ちゃんの写真によりある程度伝えたいイメージを操作することが出来るということだ。
ベビーフェイス効果をセールスメッセージで活用すると
幼児用商品やスキンケア商品で赤ちゃんの顔を使用することは問題なくできるだろう。しかし、男性向け商品や大人向けの商品の場合、赤ちゃんの顔を使うと明らかに違和感がある場合がある。
赤ちゃんの写真が使えない時はどうするのか?
「子供」や「女性」や「笑顔」で代用できる。
ベビーフェイス効果では赤ちゃんのような顔でも同様の効果を得られる。
赤ちゃんのような顔とはどういう顔なのか?
- 丸顔
- 目がクリッとしていて大きい
- 純粋な笑顔
上記に当てはまる顔であれば、ベビーフェイス効果は期待できる。
例えば
「女性」の顔写真
サポート電話番号の横に受話器を持っている人物画像が「見た目が怖い男性」の場合と、「可愛らしい笑顔で微笑んでいる女性」の場合ではどちらが好感を持てるだろうか。どちらが電話を掛けやすいだろうか?
女性の顔は男性に比べて、丸く可愛らしいことが多くベビーフェイスに近い。よって男性の写真よりも女性の写真を使った方がベビーフェイス効果が得られやすいのだ。
でも男性向けの商品のように、男性の写真を使った方が良い場合もある。そんな時は笑顔だ。
「笑顔」の写真
旅館のホームページのファーストビューの写真が「無表情の女将さんの写真」と「笑顔で愛嬌のある女将さんの写真」ではどちらの旅館に好感を持てるだろうか?まったく同じ条件としたら、どちらの旅館に泊まりたいと思うだろうか?
赤ちゃんはよく笑う。よって笑顔もベビーフェイス効果が期待できる。男性の写真を使う場合でも、この笑顔を利用すれば良い。店長の顔や男性スタッフの顔写真など、無表情な顔よりも笑顔の方が印象が良くなる。
まとめ
「赤ちゃん」「子供」「女性」「笑顔」の写真を使用することで、お客さんに「安心」「安全」「純粋」「正直」「若さ」「自然」「可愛らしい」などのイメージを与えることができる。男性の顔を使う場合は笑顔が好印象を与える。