セールスメッセージは誰に向けて制作するのか?

1人に向けて制作する ライティングテクニック
セールスメッセージは1人に向けて制作する

セールスメッセージは誰に向けて制作するのか?

「お客さん」
「ターゲット」
「見込み客」

間違いではないが、もっと絞る必要がある。絞るとはお客さんを絞ることだ。

最大限に絞ると「1人に向けて制作する」ということになる。

売れるセールスメッセージを制作するにはこの「1人に向けて制作する」という考え方が重要だ。

「1人のお客さん」
「1人のターゲット」
「1人の見込み客」

まるでたった1人に向けて大切な人宛に手紙を出すように制作する。逆にセールスメッセージは大勢の人に向けて制作する程、コンバージョン率が下がる。

では、具体的にどうやって1人に向けて制作するのか?

  1. リサーチ
    ターゲットリサーチを徹底して行う
    詳しくは「コピーライティングのスキルよりも重要な4つのこと
  2. ペルソナ設定(ターゲットとなるユーザーの人物像)
    ※ペルソナとは
    リサーチ結果を基に、ペルソナを設定する。
    ・性別
    ・年収
    ・職業
    ・役職
    ・家族構成
    ・趣味
    ・休日の過ごし方
    ・何にお金を使っているか?
    ・何に時間を使っているか?
    ・友人関係
    ・悩み
    ・不安
    ・願望
    ・欲望
    ・言葉づかい
    などなどを全て決めて、1人のターゲットとなる人物を作り上げる。
  3. ペルソナに向かって伝える
    設定したペルソナに向けてセールスメッセージを制作し、商品やサービスの魅力を伝える。

この3ステップで最も重要になるのが「リサーチ」だ。リサーチ不足だと、ペルソナの設定を間違えやすい。もし間違えて しまったら売れないセールスメッセージの完成だ。そうならない為に、リサーチは必ず行わなければならない。

伝え方のテクニック

セールスメッセージは二人称単数を使う。つまり「あなた」と呼びかけるのだ。「皆さん」「方々」などの複数を表わす言葉で呼びかけない。なぜなら「1人に向けて制作する」からである。

「あなた」という言葉をコピーライティングのテクニックとしてただ使えば良いのではなく、「1人に向けて制作する」というマインドを持っている上で使うことが重要だ。

あなたは今日、そのマインドを手に入れてくれただろう。