売るための基礎を身につけたい/セールスメッセージライティングで何を伝えるのか知りたい/コンバージョン率を高めたい
今回は商品やサービスを売るための基礎知識を1つ紹介します。このたった1つの基礎知識を知っていてセールスメッセージを制作するのと、知らずにセールスメッセージを制作するとでは、結果に大きな差が出ます。基礎知識ではありますが、とても重要な知識です。
売るための基礎知識
「お客さんの悩みの解決・願望の実現にフォーカスする」
これが、商品やサービスを売るための基礎知識です。もしかしたら、あなたも何となく知っていたかもしれません。が、今日で何となくではなく完全に理解してください。そして次からのセールスメッセージライティングのベースの考え方として役立ててください。
お客さんの悩みの解決・願望の実現にフォーカスするとは?
それでは、具体的に売るための基礎知識を紹介しましょう。
ほとんどの商品やサービスは「悩みの解決」か「願望の実現」のために購入されます。あなたが最近購入した商品やサービスは何でしょう?私は、コーヒーを購入しました。暑くて喉が乾いていたので喫茶店に入って注文しました。その背景には「悩みの解決」があります。
喉が乾くという悩みを抱えていて、喉を潤すことでその悩みを解決するために、コーヒーを飲みました。
また、最近「願望の実現」のためにwimaxを契約しました。喫茶店やカフェ、外出先でも快適にインターネットに繋いでパソコンをしたいという願望を実現するためです。
このように多くの場合、商品やサービスの購入の背景には「悩みの解決」か「願望の実現」があります。
セールスメッセージライティングで活かすには?
この基礎知識を知らない人のセールスメッセージは、商品やサービスの魅力をメインに伝えています。つまり「商品やサービスの強みにフォーカス」していることになります。それでは、コンバージョン率は高まりません。なぜか分かりますか?
お客さんは自分の「悩みの解決」か「願望の実現」にしか興味がないからです。
どんなに魅力的な商品やサービスでも、自分の「悩みの解決」か「願望の実現」に関係がなかったら購入しません。たとえば、車。あなたは免許を持っていないとします。新発売された車の魅力が詰まったパンフレットが目の前にあります。あなたはそれを読みますか?たとえそのパンフレットが魅力的なセールスメッセージが語られていたとしても、まず読まないと思います。免許がないのに車は必要ないですもんね。つまり、車は「悩みの解決」か「願望の実現」に関係がないと言えます。
それと同じことを自身が販売している商品やサービスで行っていませんか?上記の基礎知識を知らない人、活かしきれていない人が陥る罠です。
逆に基礎知識をシッカリと理解して、それをベースにセールスメッセージライティングを行っている人は、お客さんの「悩みの解決」か「願望の実現」がメインになったセールスメッセージを伝えています。つまり「お客さんの悩みの解決・願望の実現にフォーカス」していることになります。
あなたが今悩んでいること、達成したい願望を1つ思い浮かべてください。
もし「それを解決します!実現させます!」というセールスメッセージがあったら、あなたは読みますよね?
このように、あなたのお客さんが何に悩んでいるのか?どんな願望を実現させたいのか?を知り、それを「解決や実現しますよ。」と伝えることが売れるセールスメッセージとなります。
「お客さんの悩みの解決・願望の実現にフォーカスする」この基礎知識をマインドセットとして、常に念頭に置いておきましょう。それだけで、セールスメッセージの質が圧倒的に高まります。