【購買意欲を高める心理キーワード】真似できる！吉野家の成功の秘訣

こんな悩みに役立つ記事です
売上が伸びない／キャッチコピーを変えても効果がでない／LPを変えても効果がでない／人間の購入心理を知りたい／お客さんの購買意欲を高めたい

牛丼の吉野家の成功の秘訣ってなんだと思いますか？大量仕入れでコスト削減、オペレーションシステム、出店店舗戦略…など、成功要因はいろいろあると思います。

私はセールスメッセージライティングをメインにやっているからってこともありますが、成功の秘訣は「キャッチコピー」だと考えています。

吉野家のキャッチコピーって知ってますか？

購買意欲を高める吉野家のキャッチコピー

「うまい・安い・早い」

これ、聞いたことありませんか？

私が子供の頃（1980年代）にはよくこのキャッチコピーを聞いたものでした。

でも、単語の順番が微妙に変わっていたことには気が付きませんでしたね（笑）。

順番がなぜ変わったのか？という考察はまたあとで。

ポイントは30年以上に渡り「うまい・安い・早い」の3つのキーワードを使い続けてきたってところにあると思います。

それだけこの3つのキーワードが強力だってことです。

実は3つのキーワード、人間の購買意欲を高める心理キーワードです。このキャッチコピーを考えた人が、人間の心理まで考えて作っていたならば天才ですね！

では、それぞれのキーワードを分析してみましょう。

人は一刻も早く欲求を満たしたいという心理があります。何か欲しいものがあったとき、「今すぐに欲しい」と思いますよね。

「今すぐに１万円もらうのと、１年後に２万円もらうのどちらがいいですか？」

冷静に考えると１年後となりますが、今すぐ欲しいという人もいます。それだけ、人は早く欲しいものを手に入れたいということです。

だから、ターゲットが望んでいる結果が、この商品・サービスならば「早く手に入れることができますよ」ってことを伝えてあげてください。

全く同じものを購入する時、安いほうがいいですよね。

チラシでAスーパーより、Bスーパーの方がキャベツが20円安い！となったらBスーパーに行く。ガソリンスタンドも1円でも安いところに行く。冷静にお店に行く距離や時間などを考えると、本当にお得なの？と思いそうですが（笑）。

しかし！そんな冷静な考えをさせないほど、安いものに惹かれてしまうのが人間の心理です。

よって、価格が他社に比べて安い場合は、安さをアピールしましょう。

人間の3大欲求の「食欲」に関わる部分。これは購買意欲を高める強力な動機になります。食べるなら美味しい〜食べ物を食べたい！

あなたも美味しいラーメン屋、焼肉屋、お寿司屋、洋食屋など美味しさを求めてリピートしているお店はありますよね？美味しいというのはそれだけで購買意欲を高めるってことです。

「食品を扱ってない場合はどうなるの？」

と、思うかもしれません。実は「うまい」の他に、すべての業界に活用できる心理キーワードがあります。

「複雑で大変」なことって避けたいですよね。人は誰でも面倒なことはやりたくないものです。その代わり「簡単・楽」なことに流されてしまう傾向があります。この心理はビジネスでも当てはまります。

その商品やサービスを使うことで、いかに簡単に望む欲求を満たすことができるか。いかに楽して結果を出すことができるか。どれだけ簡単に使うことができるか。ということを伝えてあげると効果的です。

ちなみに、吉野家もこの「簡単・楽」は言わずとも、満たしています。だって、外食って自分でご飯を作る手間が省けて「楽」ですよね？お店に入ったら「簡単」にご飯が提供されますよね。外食産業は「簡単・楽」を常に満たしているってことです。だから、外食産業はなくならないんですよねぇ。

セールスメッセージライティングでは「早い、安い、簡単・楽」のキーワードを活用することを推奨しています。たったこの3つの心理キーワードを取り入れるだけで、売上は上がりますよ。

あなたのセールスページではどの心理キーワードを使って、お客さんの購買欲求を高めますか？全部いけます？