価値を高めるための比較
商品やサービスには価値がある。購入とはその価値とお金を交換することである。
つまり価値のない商品やサービスを売れない。売れるセールスメッセージライティングはこの価値をお客さんに伝えることである。そもそも価値のない商品やサービスでは、セールスメッセージライティングを使っても売れないということは覚えておこう。
あなたの取り扱っている商品やサービスには価値がある。ということを前提に話を進める。では、その価値をよりお客さんに伝わりやすくするためにはどんなセールスメッセージを制作すれば良いのか?
その方法が「比較する」である。
比較して価値を高める
簡単に言えば、あなたの商品やサービスと従来の商品やサービス、または競合の商品やサービスを比較すれば良い。
ポイントは商品の性能や機能を比較するのではなく、商品購入後に得られるメリットを比較するということだ。
例えば
性能・機能の比較とは
- 処理能力が30%アップした
- 新機能が3つ追加された
- スマホと連携が取れるようになった
- デザインがオシャレになった
- 色のバリエーションが増えた
もっと分かりやすく言えば、商品メーカーの販売ページにある商品同士の仕様比較表みたいなものである。
比較すべき項目とは
競合商品では効果が現れるまで1ヶ月の継続が必要だったものが
自社商品では翌日には効果が出るという、効果の期間を比較する
競合商品では30%のコスト削減ができていたが
自社商品では50%のコスト削減ができるという、節約率を比較する
競合商品では商品を使い続けるとイキイキと元気になるが
自社商品ではイキイキと同時に美肌効果があるという、効果を比較する
競合商品では室内でしか使えなかったが
自社商品では外出先でも使えるようになったという、使用用途を比較する
このように購入後、競合商品と比べて何がどのくらい優れているのかを比較すると商品やサービスの価値を高めることができる。
競合と価格が同額の場合は、もちろん自社商品が選ばれる可能性が高くなるが、自社商品が競合に比べて高い場合でも比較より、自社の優位性が優れているとハッキリと分かるようにセールスメッセージで伝えることができれば、価値が高い自社商品を選んでもらいやすくなる。