広告バナーの作り方が分からない/効果が出る広告バナー広告を作りたい/広告バナーの事例を見たい
効果が出るバナー広告の作り方を知っていますか?
ここではWEB上で見かけた「これはイイ!」と思ったバナー広告を考察します。バナー広告の作り方はもちろん、効果を出すセールスメッセージの参考にしてくださいね。
バナー広告:家中のリモコンをひとつに
ソニーのスマートリモコンのバナー広告ですね。
ターゲットは家がリモコンだらけになっている人のようです。では、考察してみましょう!
バナー広告のデザイン
スマートリモコンという名前の通り、デザインもスマートに灰色をベースカラーに使っていますね。商品やサービスのイメージとデザインが合っている。こうすることで、違和感なくスムーズに商品のセールスメッセージに目が行きます。
逆にセールスメッセージにスムーズに目が行かないデザインとは、デザインと商品イメージが相違してしまっている状態。
例えばもし、背景が黄色だったらどうでしょう?黄色は色彩心理的には、元気やにぎやか、明るいというイメージがあります。商品のスマートなイメージとはかけ離れてしまいますよね。そうなると、ターゲットの頭の中では「何だろう?」と一瞬混乱が起こります。すると、セールメッセージがスムーズに伝わらなくなる可能性があるってことです。
バナー広告の目的はメッセージを伝えて、クリックしてもらうことですよね。それ以外の無駄な要素はできるだけ省いた方が良いでしょう。
しかし!
バナーのデザイン力で注目させて強力なセールスメッセージでクリックまで誘導するというやり方もあります。そんなバナーを見つけた時は共有しますね。
バナー広告のキャッチコピー
キャッチコピー「家中のリモコンをひとつに」
完全にメリットを打ち出したキャッチコピーですね。
「リモコンどこ!?」「あれ?付かない…あっ、テレビのリモコンだった」「リモコン多くて邪魔」などの不満を普段から抱えている人には刺さりやすいキャッチコピーだと思います。
意味が分かりやすく伝わっているのであれば、キャッチコピーは短い方が良いです。このキャッチコピーは、左のリモコン群の画像によって、意味が分かるキャッチコピーになっていますね!
通常リード文がキャッチコピーを補足する役割を持っていますが、このバナーでは、リモコン群の画像がキャッチコピーを補足しています。こういう画像の使い方もありですね。
オファー
「詳しく見る」のメッセージと緑色のボタンを設置しています。
ボタンは見た瞬間にクリックできるというメッセージを伝えるので、バナーで使うのも有効です。
また、灰色に薄めの緑を使っていることで、目立ちつつも、全体のイメージを崩さない色使いになっていますね。良いデザイナーさんがデザインしたんだなぁ~って思います。
ターゲットを明確にし、ターゲットに合わせたバナー広告
バナー広告として最もシンプルで的確な作り方になっていると思います。ターゲットは誰かを明確にし、そのターゲットの悩みが解決されるメリットを打ち出しています。
まさに王道なバナーとして、何本かテストを行う中に必ず入れておきたいタイプのバナーですね!
小林新歩式バナー広告
もし、このバナーに私が手を加えるなら下記のようにします。
※ちなみに、ターゲット分析や商品分析を行っていないので、確実に効果が出るとは言えないです。あくまでこのバナー広告だけの情報を基に、作るとしたら…の話です。
バナー広告案①
バナーデザイン
キャッチコピーと商品画像、オファーをセンタリングで真ん中に。その周りに、リモコンを散らかす。
リモコンって大抵どっかに行ってしまうので、そのイメージから散らかしてみるのも面白いかなっと思いました。
バナー広告案②
バナーデザイン
リモコン立てにたくさんある様子の写真と、リモコン立てに1つだけあるスマートリモコンの比較。上部にキャッチコピー。
どれだけスッキリするかを比較する訴求も面白いと思います。
バナー広告案③
メイン画像
家の中で60代くらいの主婦がリモコンを両手に持って混乱している様子
キャッチコピー
「リモコン多すぎよ!」
リード文
「家中のリモコンひとつになります」
画像で目を引き付けやすいタイプのバナーとして、テストしてみたいです(笑)。
以上、バナー広告効果考察でした!