広告バナーの作り方が分からない/効果が出る広告バナー広告を作りたい/広告バナーの事例を見たい
効果が出るバナー広告の作り方を知っていますか?
ここではWEB上で見かけた「これはイイ!」と思ったバナー広告を考察します。バナー広告の作り方はもちろん、効果を出すセールスメッセージの参考にしてくださいね。
バナー広告:もしも、三匹の子豚がNOLTYの手帳を使ったら…
手帳のNOLTYのバナー広告です。
ターゲットは手帳を使っている人、手帳に興味がある人になりますね。では、考察してみましょう!
バナー広告のデザイン
3匹の子豚をイラストで描いた漫画調のデザインですね。モノクロ調になっているデザインがイラストを引き立てています。
イラストは文章よりも簡単に目を引き付けることができます。さらにそのイラストが特徴的であればある程、より目を留めさせることができます。このバナーは豚を面白く描いていることで目に留まりますね。
バナー広告のキャッチコピー
キャッチコピー「もしも、三匹の子豚がNOLTYの手帳を使ったら…」
このキャッチコピーは「もし~ならば~です。」というテンプレートで使われることが多いです。
例えば
- もし、ニキビで悩んでいるなら、この天然由来の「あの花」の化粧水が効果的です。
- もし、年収500万円未満なら、この投資法で500万円の壁を超えることができます。
- もし、あなたがマイホームを探しているならば、展示会で必ず確認すべき3点を教えましょう。
「もし」の後にターゲットを指定することで、自分のことだと認識させることができ、広告にターゲットを巻き込むことができます。
ただ、今回のキャッチコピーは、上記のテンプレートをそのまま使うのではなく、捻りを加えていますね。「もし」の後にはターゲット指定ではなく、「ストーリーが続くこと」を彷彿させる文章を入れています。
この「もし」の後にストーリーを彷彿させるキャッチコピーのテンプレートは書籍などでよく見かけます。
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
- もし松岡修造があなたの上司になったら
- もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
などなど、このテンプレートを使ったタイトルをたくさん見かけます。それだけ効果的ということですね。
オファー
このバナーには「オファー」がありません。多くのユーザーをランディングページに誘導ことが目的となっているからだと考えられます。キャッチコピーを読んでしまうと、たとえ手帳に興味がなくても、ストーリーが気になってしまい思わずクリックしてしまいそうですよね。
このように「ストーリー」を彷彿させることは、強力な誘導手法です。私たちは物語が大好きです。ストーリーを語られると、思わず引き込まれてしまいます。その心理を突いたキャッチコピーです。
「豚が手帳を使うとどうなるんだろう?」と想像してどんな話になるのか気になりませんか?
小林新歩式バナー広告
もし、このバナーに私が手を加えるなら下記のようにします。
※ちなみに、ターゲット分析や商品分析を行っていないので、確実に効果が出るとは言えないです。あくまでこのバナー広告だけの情報を基に、作るとしたら…の話です。
バナー広告案①
バナーデザイン①
3匹の子豚に手帳を持たせる。
1匹でも良いので手帳を持っている姿があるとよりイメージしやすいかなと思いました。
バナーデザイン②
バナー左上のロゴが大きいので、もっと小さくするか、バナーの下部に配置する。
黄色で注意を引くという意図でデザインしているのだと思いますが、ロゴはあまり目立たなくても良いと思います。その変わりキャッチコピーを目立たせた方がいいですね。
以上、バナー広告効果考察でした!