意図的に選ばせる
人は人に命令されることを好まない。自分で決めたいと考えている。だから人から「この商品を買え」と命令されると抵抗感を覚える。
つまり売れるセールスメッセージライティングでは「商品を買え」と命令するのではなく「商品が欲しい」とお客さん自身に思ってもらわなければならない。
では、どのようにして「商品が欲しい」と思ってもらえるだろうか?
そのテクニックの一つとして「お客さんに意図的に選んでもらう」という方法がある。
「意図的に」とはあなたが選んでもらいたい選択肢をお客さんに選ばせることである。
例えば
あなたは次に生まれ変わるとしたらどれが良い?
- イケメン俳優
- 平凡なおじさん
- ホームレス
おそらく1を選ぶ人が多いのではないだろうか?
その後…
イケメン俳優を選んだあなたのみ続きをお読みください
本当に来世で生まれ変われると思いますか?そんな分からない希望よりも、来月にあなたは生まれ変わることができます。1度しかない人生やれることは思う存分やりませんか?
…と続けて整形クリニックへと誘導することも可能だ。
このように、あきらかに1を選ぶ人が多いことを予測して、あえて選択肢にする。
選択肢を選ぶのはお客さんだ。
つまりお客さんが自ら行動して選んでいるということになる。自分で決めたいという欲を満たしていることになる。すると、自分のことなので続きを読む可能性が高くなるというわけだ。
続きが読まれるということは、より多くのセールスメッセージをお客さんに届けることに繋がり、結果的に「商品が欲しい」と思ってもらえる可能性も高まるということである。