セールスメッセージでは、コピーライティングのスキルが最も重要!
そんな風に考えていないだ ろうか?
それは間違いだ。
例えば
あなたは訪問販売で幼児向けの教育教材を売る営業職についた。
あなたは教育教材について学んで知識を完璧に身に付けた。
さらに、トップセールスマンの社員に同行し、セールストークを学び、社内ではロールプレイングを何度も行いトークスキルも向上し、売れるセールストークを完璧に身に付けた。
いよいよ、営業開始
あなたは〇〇地区の担当を任された。
「いってきまーす!」元気にオフィスから飛び出したあなた。
〇〇地区に到着した。
さて、あなたは次にどんな行動をとる?
少し考えてみて欲しい
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
どうだろう?あなたが取る行動がイメージできただろうか?
例えば
「目に付いた家から手当たり次第訪問する」
「訪問効率を良くするために団地を探す」
「今日は50件飛び込み営業をするぞ!と目標を立てる」
「今日は1件受注するぞ!と目標を立てる」
おそらく上記のやり方だと契約が取れないばかりか、話も聞いてもらえず、オフィスに帰る頃にはテンションガタ落ちになっているだろう。
どんなに知識や営業トークが長けていてもあることを行なっていなければ、それらが活かされることはない。
あることとは・・・
「ターゲットのリサーチ」だ。
- 幼児の子供がいるお客さんがどこにいるのか?
- 兄姉が教材を購入してくれていたお客さんはどこにいるのか?
- 教材を購入できる経済的に余裕があるお客さんはどこにいるのか?
など、まずはお客さんがどこにいるか分からなければ、スキルは役に立たないだろう。子供がいない家や、高校生の子供がいる家に訪問しても幼児用の教育教材が売れる可能性は極めて低い。
さらに
- お客さんが悩んでいること・困っていること・不安に思っていることは何か?
- お客さんは何を望んでいるのか?
- この教材を必要としているお客さんはどんな人か?
- 今この教材を使っているお客さんは何を思っているのか?
- この教材を購入しているお客さんの平均世帯収入はいくらか?
などなどお客さん自信についても徹底的に調べあげることが大切だ。
商品の知識、営業トークのスキルよりも「お客さんの情報」を知ることが重要だ。
このことはセールスメッセージにおいても言える。コピーライティングのスキルよりもリサーチが重要だ。
天才的なコピーライティングのスキルがあっても、子供向け商品を子供がいない人に向けてセールスしても売れない。
スキルを磨くことばかりに気を取られてしまい、リサーチを怠る。それでは売れるセールスメッセージは制作できないということを断言しよう。