クレームを抑えるライティング方法

クレーム ライティングテクニック
怒り

伝えないトラブル

「これくらい伝えなくて良いだろう」

あるメッセージを伝えていなかったばかりに、後に大トラブルとなり会社が大打撃を受ける場合がある。

セールスメッセージで伝えていなかったことによる、お客さんの怒りだ

お客さんが怒って、お店に直接クレームを言ってくれるだけならまだ良い。しかし、今の時代はお客さんがお店に対する不満をSNSツールを使うことであっと言う間に多くの人に拡散できる。

拡散された情報はお客さんの友達からさらに先の友達へと広がり、多くの人の目に触れるようになる。さらにその内容がまとめサイトなどで公開されるとより多くの人の目に触れるようになる。拡散される程お店や会社の信用はガタ落ちとなり、予想もしない大打撃を受けることになる。

そうならない為にも、セールスメッセージライティングでは、お客さんに売ることだけを考えるのではなく、商品やサービスの真実をしっかりと伝える能力が必要になる。

伝えないことでトラブルとなりやすい事項

・デメリット
商品やサービスのメリットだけではなくデメリットもきちんと伝える。デメリットを隠したまま販売するとクレーム率が増加する。
クレームに繋がる恐れがあるデメリットは伝えた方が良い。
詳しくは⇒セールスメッセージに使える「両面提示の法則」

・使い方
使い方が複雑で使いづらい!使いこなせない!という理由でクレームが発生する可能性もある。
誰にでも分かりやすく使い方を説明しておく必要がある。セールスメッセージ上では使い方を読まないお客さんもいるので、使い方部分を印刷して同梱したり、フォローメールで再度伝えたりすると良い。

・アフターフォロー
商品やサービス購入後のアフターフォローがどうなるのかを、しっかりとセールスメッセージで伝えておく。

アフターフォローが一切なく、お客さんの問い合わせに答えないといった場合、お客さんの怒りは増すのはお客さんの立場になって考えてみると納得できだろう。だからできるだけアフターフォローはすべきである。

しかしどうしてもアフターフォローができない場合であれば、セールスメッセージ上でアフターフォローがない理由をしっかりと伝えることが大切。

・商品の規格(大きさ、色、重さなど)
実際に商品が届いた時に、お客さんが思っていたのと大きさが違う!色が違う!となった場合、即クレームに繋がる可能性が高い。

セールスメッセージ上でも商品の規格は詳細までしっかりと伝えておく必要がある。規格が書かれていないと購入しないお客さんもいる。

・リスク
商品やサービスを使う上でのリスクを伝えておく。100%誰にでも効果があるということではないというメッセージや、使い方を間違えると効果が出ないというメッセージなど、起こりうるリスクを事前に伝えておく

セールスメッセージライティングというと、お客さんに商品やサービスを購入してもらう為の文章テクニックと思いがちだが、それだけではない。

お客さんに「真実を伝える」ということも重要なセールるメッセージライティングであるということを忘れてはならない。